山口組と神戸山口組 2団体で4千人超摘発 抗争は6件
今年1~6月に全国の警察が摘発した指定暴力団の山口組と神戸山口組の構成員や準構成員らは4123人で、昨年同期より521人減少したことが5日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。内訳は、山口組が2697人、神戸山口組が1426人だった。
警察庁によると、両団体の対立抗争は6件で、5月以降は10月4日時点で起きていない。ただ、神戸山口組から離脱した新組織「任侠山口組」の関係者が9月に射殺される事件が起きており、同庁の担当者は「今後何かしらの変動があるかもしれないので、どのように展開するか見ていく」と警戒を強めている。
山口組と神戸山口組を含む暴力団構成員ら全体の摘発者数は8684人で、昨年同期より825人少なかった。ほかの団体では住吉会が1601人、稲川会が1163人などで、いずれも減少。各暴力団とも組織が縮小傾向にあることに加え、警察の取り締まり強化によって活動が低調になっている実態が背景にあるとみられる。

警察庁によると、両団体の対立抗争は6件で、5月以降は10月4日時点で起きていない。ただ、神戸山口組から離脱した新組織「任侠山口組」の関係者が9月に射殺される事件が起きており、同庁の担当者は「今後何かしらの変動があるかもしれないので、どのように展開するか見ていく」と警戒を強めている。
山口組と神戸山口組を含む暴力団構成員ら全体の摘発者数は8684人で、昨年同期より825人少なかった。ほかの団体では住吉会が1601人、稲川会が1163人などで、いずれも減少。各暴力団とも組織が縮小傾向にあることに加え、警察の取り締まり強化によって活動が低調になっている実態が背景にあるとみられる。
