「強制性交等罪」容疑 自転車にぶつかり因縁 神戸山口組系組員を逮捕
埼玉県警春日部署は12日、強制性交等の疑いで、自称春日部市緑町6丁目、指定暴力団・神戸山口組系組員、無職の男(25)を逮捕した。「強制性交等罪」は性犯罪の厳罰化を柱とした7月13日施行の改正刑法で「ごうかん罪」から罪名が変更された。
逮捕容疑は8月31日午後8時40分ごろから午後9時10分ごろの間、春日部市の路上に駐車していた乗用車内で、同市の10代の女性会社員の体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。
同署によると、男は犯行直前、現場付近の路上で、自転車で帰宅途中の女性に徒歩で衝突。「所持していたワイヤレスイヤホンが壊れた」などと因縁をつけ、弁償の話を口実に近くに駐車していた車に同乗させ、数百メートル離れた路上の車内でわいせつな行為を行った。
男は犯行時、女性の携帯に自分の携帯から電話し、番号の着信記録が残されていたことから特定された。行方を追っていたところ、12日にさいたま市大宮区のコイン駐車場で男の車があるのを発見。車に戻ってきた男を張り込み中の署員が逮捕した。「強制的にやったわけではない」と容疑を否認しているという。
従来のごうかん罪は「親告罪」だったため容疑者を起訴するには被害者からの告訴が必要だったが、改正刑法では被害者から告訴がなくても起訴できるようになった。
強制性交等罪は従来のごうかん罪と比べ、法定刑の下限を懲役3年から5年に引き上げるなど厳罰化されたほか、被害者に男性を含め、性交類似行為も対象となった。

逮捕容疑は8月31日午後8時40分ごろから午後9時10分ごろの間、春日部市の路上に駐車していた乗用車内で、同市の10代の女性会社員の体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。
同署によると、男は犯行直前、現場付近の路上で、自転車で帰宅途中の女性に徒歩で衝突。「所持していたワイヤレスイヤホンが壊れた」などと因縁をつけ、弁償の話を口実に近くに駐車していた車に同乗させ、数百メートル離れた路上の車内でわいせつな行為を行った。
男は犯行時、女性の携帯に自分の携帯から電話し、番号の着信記録が残されていたことから特定された。行方を追っていたところ、12日にさいたま市大宮区のコイン駐車場で男の車があるのを発見。車に戻ってきた男を張り込み中の署員が逮捕した。「強制的にやったわけではない」と容疑を否認しているという。
従来のごうかん罪は「親告罪」だったため容疑者を起訴するには被害者からの告訴が必要だったが、改正刑法では被害者から告訴がなくても起訴できるようになった。
強制性交等罪は従来のごうかん罪と比べ、法定刑の下限を懲役3年から5年に引き上げるなど厳罰化されたほか、被害者に男性を含め、性交類似行為も対象となった。
