身分隠し融資受け1200万円詐取 極東会系総長ら親子2人を逮捕
暴力団員の身分を隠して金融機関から約1200万円の融資をだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は8日までに、指定暴力団・極東会系「甲州登喜和屋一家宗家三代目」総長、野木勝容疑者(69)=甲府市山宮町=と、長男で同組員の野木大輔容疑者(29)=山梨県甲斐市境=を詐欺容疑で逮捕した。同隊は2人の認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は2010年10月、暴力団排除条項を設けている同県内の金融機関で、反社会的勢力でないと偽って契約書類に署名し、大輔容疑者が社長を務める食品販売会社名義の口座に融資金約1200万円を振り込ませ、詐取した疑い。
同隊によると、野木容疑者らは融資金を借金返済などに充てた。途中から返済が滞り、債権は整理回収機構に譲渡されている。

逮捕容疑は2010年10月、暴力団排除条項を設けている同県内の金融機関で、反社会的勢力でないと偽って契約書類に署名し、大輔容疑者が社長を務める食品販売会社名義の口座に融資金約1200万円を振り込ませ、詐取した疑い。
同隊によると、野木容疑者らは融資金を借金返済などに充てた。途中から返済が滞り、債権は整理回収機構に譲渡されている。
