山健組傘下幹部ら 鹿児島での覚醒剤100キロ密輸認める
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鹿児島県の徳之島沖から覚醒剤約100キロを密輸したとして、覚せい剤取締法違反などの罪に問われた指定暴力団神戸山口組系山健組傘下、與組幹部で「誠心会」会長、、藤村誠也被告(69)と自営業、魚山恭嗣被告(70)は4日、福岡地裁(足立勉裁判長)の裁判員裁判初公判で起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、密輸は神戸山口組の資金を得るために実行されたと指摘。「組織と親交があった魚山被告から依頼され、藤村被告が別の男らに覚醒剤の受け取りやマカオでの取引を指示するなど中心的役割を担った」とした。
藤村被告の弁護側は「魚山被告の指示で動いていた。関与は従属的だった」とし、魚山被告側は「別の組幹部の依頼を断れずに関わった」と主張した。
共犯とされる漁業の男(57)は、2月にあった初公判で無罪を主張している。
起訴状によると、藤村被告らは昨年2月、東シナ海上で国籍不明の船から覚醒剤約100キロを漁船に積み替え、徳之島の漁港に陸揚げしたとしている。

鹿児島県の徳之島沖から覚醒剤約100キロを密輸したとして、覚せい剤取締法違反などの罪に問われた指定暴力団神戸山口組系山健組傘下、與組幹部で「誠心会」会長、、藤村誠也被告(69)と自営業、魚山恭嗣被告(70)は4日、福岡地裁(足立勉裁判長)の裁判員裁判初公判で起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、密輸は神戸山口組の資金を得るために実行されたと指摘。「組織と親交があった魚山被告から依頼され、藤村被告が別の男らに覚醒剤の受け取りやマカオでの取引を指示するなど中心的役割を担った」とした。
藤村被告の弁護側は「魚山被告の指示で動いていた。関与は従属的だった」とし、魚山被告側は「別の組幹部の依頼を断れずに関わった」と主張した。
共犯とされる漁業の男(57)は、2月にあった初公判で無罪を主張している。
起訴状によると、藤村被告らは昨年2月、東シナ海上で国籍不明の船から覚醒剤約100キロを漁船に積み替え、徳之島の漁港に陸揚げしたとしている。
