茨城県で船を使い密輸された覚醒剤480キロ(末端価格300億円相当)が見つかり、捜査当局が押収していたことが分かった。警察当局は覚せい剤取締法違反容疑などで暴力団関係者や中国人の男ら数人を逮捕した。

押収された覚せい剤

国内で一度に押収された覚醒剤の量としては過去4番目とみられる。捜査当局は背後に大規模な国際的密輸組織があるとみて捜査している。
捜査関係者によると、覚醒剤は8月22日前後の夜間、茨城県ひたちなか市付近の沖合で、中国と日本の漁船とみられる船2隻が接触し、海上で受け渡しをする「瀬取り」と呼ばれる方法で取引されたという。
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