会津小鉄会「七代目」ら逮捕 乱闘原因文書を偽造疑い
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京都府警組対2課と下京署などは21日、京都市下京区の指定暴力団六代目会津小鉄会の本部事務所で1月、組員らが山口組系と神戸山口組系に分かれて衝突した事件で、乱闘のきっかけとなった書状を偽造したとして、有印私文書偽造・同行使の疑いで、会津小鉄会系「心誠会」会長、原田昇容疑者(64)=伏見区=や山口組系の組長ら計4人を逮捕した。
原田容疑者は会津小鉄会分裂後に「七代目」を名乗っていた1人。暴力団の「あいさつ状」の虚偽性を巡って逮捕に踏み切るのは異例という。
捜査関係者によると、原田容疑者らは共謀し、乱闘前日の1月10日、下京区の会津小鉄会本部事務所で、自身が七代目会長に就任した、とする六代目会長馬場美次容疑者(76)=傷害容疑などで逮捕=名義の書状を偽造し、約20の暴力団組織に出した疑いがあるという。
馬場容疑者は直後、「関知していない」と内容を否定する書状を関係先に出し、原田容疑者を「絶縁」とした。
府警は、会津小鉄会本部事務所にいた山口組を支持する組員らを追い出すよう配下組員に指示し、乱闘させた疑いがあるとして、神戸山口組組長の井上邦雄容疑者(68)も傷害容疑などですでに逮捕している。
会津小鉄会は馬場容疑者の後継人事を巡り、内部で山口組を支持する組員と神戸山口組を支持する組員が対立していた。乱闘後、原田容疑者ら幹部2人が両組織を後ろ盾にそれぞれ「七代目」を名乗る分裂状態となった。
府警は4月、伏見区の事務所周辺住民を威圧したとして、原田容疑者に暴対法に基づく中止命令(事務所禁止行為)を出していた。

京都府警組対2課と下京署などは21日、京都市下京区の指定暴力団六代目会津小鉄会の本部事務所で1月、組員らが山口組系と神戸山口組系に分かれて衝突した事件で、乱闘のきっかけとなった書状を偽造したとして、有印私文書偽造・同行使の疑いで、会津小鉄会系「心誠会」会長、原田昇容疑者(64)=伏見区=や山口組系の組長ら計4人を逮捕した。
原田容疑者は会津小鉄会分裂後に「七代目」を名乗っていた1人。暴力団の「あいさつ状」の虚偽性を巡って逮捕に踏み切るのは異例という。
捜査関係者によると、原田容疑者らは共謀し、乱闘前日の1月10日、下京区の会津小鉄会本部事務所で、自身が七代目会長に就任した、とする六代目会長馬場美次容疑者(76)=傷害容疑などで逮捕=名義の書状を偽造し、約20の暴力団組織に出した疑いがあるという。
馬場容疑者は直後、「関知していない」と内容を否定する書状を関係先に出し、原田容疑者を「絶縁」とした。
府警は、会津小鉄会本部事務所にいた山口組を支持する組員らを追い出すよう配下組員に指示し、乱闘させた疑いがあるとして、神戸山口組組長の井上邦雄容疑者(68)も傷害容疑などですでに逮捕している。
会津小鉄会は馬場容疑者の後継人事を巡り、内部で山口組を支持する組員と神戸山口組を支持する組員が対立していた。乱闘後、原田容疑者ら幹部2人が両組織を後ろ盾にそれぞれ「七代目」を名乗る分裂状態となった。
府警は4月、伏見区の事務所周辺住民を威圧したとして、原田容疑者に暴対法に基づく中止命令(事務所禁止行為)を出していた。
