「正木組」事務所に発砲 山口組系中西組幹部に懲役7年
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福井県敦賀市で昨年2月、指定暴力団神戸山口組系正木組の組事務所に拳銃を発砲したとして、銃刀法違反(発射、加重所持)の罪に問われた福井市の指定暴力団山口組系中西組の若頭で「六代目宮原組」組長、野坂利文被告(50)に福井地裁は12日、懲役7年(求刑懲役9年)の判決を言い渡した。
野坂被告は加重所持を認め、発射については無罪を主張していたが、渡辺史朗裁判長は判決理由で「対立組織への報復を配下に呼び掛けており、発射行為にも協力した」と判断した。
判決によると、野坂被告は実行役の山本敏行被告(39)=福井地裁で懲役6年6月、控訴中=と共謀して昨年2月23日、敦賀市の正木組事務所と、隣接する駐車場に止まっていた車に向け、銃弾5発を発射したなどとしている。
福井地裁は2月、神戸山口組と山口組は対立抗争状態にあり、裁判員に危害を与える恐れがあるとして、野坂被告の公判を裁判員裁判から除外すると決めていた。

福井県敦賀市で昨年2月、指定暴力団神戸山口組系正木組の組事務所に拳銃を発砲したとして、銃刀法違反(発射、加重所持)の罪に問われた福井市の指定暴力団山口組系中西組の若頭で「六代目宮原組」組長、野坂利文被告(50)に福井地裁は12日、懲役7年(求刑懲役9年)の判決を言い渡した。
野坂被告は加重所持を認め、発射については無罪を主張していたが、渡辺史朗裁判長は判決理由で「対立組織への報復を配下に呼び掛けており、発射行為にも協力した」と判断した。
判決によると、野坂被告は実行役の山本敏行被告(39)=福井地裁で懲役6年6月、控訴中=と共謀して昨年2月23日、敦賀市の正木組事務所と、隣接する駐車場に止まっていた車に向け、銃弾5発を発射したなどとしている。
福井地裁は2月、神戸山口組と山口組は対立抗争状態にあり、裁判員に危害を与える恐れがあるとして、野坂被告の公判を裁判員裁判から除外すると決めていた。
