男性遺棄を認める 懲役2年6月求刑
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今年3月、東京電力福島第1原発事故の除染廃棄物の仮置き場だった福島県西郷村の農地から男性の遺体が見つかり、死体遺棄の罪に問われた福島県郡山市の建設業、楠美憲司被告(28)は6日、福島地裁(宮田祥次裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。検察側は懲役2年6月を求刑し、即日結審した。
検察側は論告で「遺棄現場の下見にも同行しており、計画的だ」と指摘。弁護側は「事情を聴かされないまま現場に連れられ、偶然関与させられた」と執行猶予付きの判決を求めた。
起訴状によると、楠美被告は住所不定、指定暴力団稲川会系組員、小野光被告(45)、福島県郡山市の無職、佐藤正樹被告(43)=いずれも殺人と死体遺棄の罪で起訴=と共謀し平成27年8月、仮置き場として使われていた農地に重機で穴を掘り、住所職業不詳の堤利幸さん=当時(45)=の遺体を埋めたとしている。

今年3月、東京電力福島第1原発事故の除染廃棄物の仮置き場だった福島県西郷村の農地から男性の遺体が見つかり、死体遺棄の罪に問われた福島県郡山市の建設業、楠美憲司被告(28)は6日、福島地裁(宮田祥次裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。検察側は懲役2年6月を求刑し、即日結審した。
検察側は論告で「遺棄現場の下見にも同行しており、計画的だ」と指摘。弁護側は「事情を聴かされないまま現場に連れられ、偶然関与させられた」と執行猶予付きの判決を求めた。
起訴状によると、楠美被告は住所不定、指定暴力団稲川会系組員、小野光被告(45)、福島県郡山市の無職、佐藤正樹被告(43)=いずれも殺人と死体遺棄の罪で起訴=と共謀し平成27年8月、仮置き場として使われていた農地に重機で穴を掘り、住所職業不詳の堤利幸さん=当時(45)=の遺体を埋めたとしている。
