無許可で残土埋め立て 山口組系組員の社長ら逮捕
無許可で山林に土砂を埋め立てたなどとして、千葉県警生活経済課と佐倉署は31日、佐倉市残土条例違反(無許可特定事業)の疑いで、土木・建設工事会社「真誠」(千葉市若葉区若松町)の社長で指定暴力団六代目山口組系組員、村田寿男(56)=自称同区都賀の台3=と、飲食店従業員、清宮美香(55)=四街道市大日=両容疑者を逮捕した。
逮捕容疑は共謀し2014年12月22~28日、佐倉市坪山新田地先の山林などで、埋め立て等区域面積が500平方メートル以上の土砂などの埋め立て事業をした疑い。村田容疑者は「概ね事実に間違いありません」と容疑を認め、同社の庶務担当だった清宮容疑者は「市が指導していればこんなことにはならなかった」と否認している。同社にも同条例の両罰規定が適用される。
同課によると、同社では同年10月ごろ、市に500平方メートル未満の埋め立てを届け出たが、県内を中心にダンプで持ち込んだ建設残土の埋め立てを続け、届け出た本来の場所約300平方メートル、近くの仮置き場約1970平方メートルに残土を埋め立てた。残土は10トンダンプ350台分に上り、350万円ほどを稼いでいたとみられる。昨年1月の市の地質調査で、残土の安全性は確認されている。
同社は、15年5月の市の撤去命令に応じず、昨年12月までの間に出した再三の催告書も無視していたという。
村田容疑者は15年9月に社長に就いていたといい、県警は当時の社長の男(38)ら2人についても調べている。

逮捕容疑は共謀し2014年12月22~28日、佐倉市坪山新田地先の山林などで、埋め立て等区域面積が500平方メートル以上の土砂などの埋め立て事業をした疑い。村田容疑者は「概ね事実に間違いありません」と容疑を認め、同社の庶務担当だった清宮容疑者は「市が指導していればこんなことにはならなかった」と否認している。同社にも同条例の両罰規定が適用される。
同課によると、同社では同年10月ごろ、市に500平方メートル未満の埋め立てを届け出たが、県内を中心にダンプで持ち込んだ建設残土の埋め立てを続け、届け出た本来の場所約300平方メートル、近くの仮置き場約1970平方メートルに残土を埋め立てた。残土は10トンダンプ350台分に上り、350万円ほどを稼いでいたとみられる。昨年1月の市の地質調査で、残土の安全性は確認されている。
同社は、15年5月の市の撤去命令に応じず、昨年12月までの間に出した再三の催告書も無視していたという。
村田容疑者は15年9月に社長に就いていたといい、県警は当時の社長の男(38)ら2人についても調べている。
