茨城や栃木、東京などを勢力範囲にする指定暴力団・
松葉会の内紛で、反主流派が新組織「
関東関根組」を立ち上げ分裂した。数年前から会長職を巡る後継争いなどが原因で内紛が起きていたが今年春ごろ、主流派が反主流派の離脱を認めていた。
警視庁などは「
関東関根組」について、暴力団対策法に基づく指定暴力団の指定を求める方向で検討している。指定されれば、構成員によるみかじめ料(用心棒代)要求などの不当行為が禁止される。全国の指定暴力団は計23団体となる。
警視庁によると構成員数は「
松葉会」が約470人、「
関東関根組」が約170人になるという。
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