3事件に関与、工藤会系元組員に懲役18年8月
元警部銃撃、標章ビル放火、歯科医師刺傷の3事件に関与したとして、組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)などに問われた特定危険指定暴力団工藤会系「田中組」元幹部、和田和人被告(38)に対し、福岡地裁(松藤和博裁判長)は懲役18年8月(求刑・懲役20年)の判決を言い渡した。
福岡県警が工藤会に対する一連の「頂上作戦」で摘発した事件のうち、工藤会トップで総裁の野村悟被告(70)が関わったとされる事件の判決は初めて。
起訴状では、和田被告は
〈1〉2012年4月、北九州市小倉南区で県警の元警部を銃撃
〈2〉同年8月、暴力団員の入店を禁じる標章を掲げた店が入る同市のビルを放火
〈3〉14年5月、同市小倉北区で歯科医師の男性を刺傷した
としている。

福岡県警が工藤会に対する一連の「頂上作戦」で摘発した事件のうち、工藤会トップで総裁の野村悟被告(70)が関わったとされる事件の判決は初めて。
起訴状では、和田被告は
〈1〉2012年4月、北九州市小倉南区で県警の元警部を銃撃
〈2〉同年8月、暴力団員の入店を禁じる標章を掲げた店が入る同市のビルを放火
〈3〉14年5月、同市小倉北区で歯科医師の男性を刺傷した
としている。
