池田組若頭射殺事件 弘道会系高山組傘下組員に無期懲役
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岡山地裁で30日、岡山市で昨年5月に指定暴力団・六代目山口組から分裂した神戸山口組系池田組若頭を射殺したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われた三代目弘道会系三代目高山組傘下組員・山本英之被告(32)の判決公判で、松田道別裁判長は求刑通り無期懲役を言い渡した。
2015年の山口組分裂をめぐる一連の抗争で初の幹部射殺事件だった。検察、弁護側双方が裁判員裁判の対象からの除外を請求し、地裁は裁判員に危害が加えられる恐れがあると認め、裁判官だけで審理した。
検察側は論告で、対立抗争を背景とした組織的で計画性の高い犯行と指摘。白昼の銃撃で一般市民が巻き添えになる危険性が高かったとした。弁護側は、起訴内容を認める一方、「個人的動機だ」と上部組織の関与は否定していた。
起訴状によると、山本被告は昨年5月31日午前、岡山市南区のマンション駐車場などで拳銃4発を発射し、3発を神戸山口組系池田組の高木忠若頭(55)の左脇腹などに命中させ、殺害したとされる。
岡山地裁で30日、岡山市で昨年5月に指定暴力団・六代目山口組から分裂した神戸山口組系池田組若頭を射殺したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われた三代目弘道会系三代目高山組傘下組員・山本英之被告(32)の判決公判で、松田道別裁判長は求刑通り無期懲役を言い渡した。
2015年の山口組分裂をめぐる一連の抗争で初の幹部射殺事件だった。検察、弁護側双方が裁判員裁判の対象からの除外を請求し、地裁は裁判員に危害が加えられる恐れがあると認め、裁判官だけで審理した。
検察側は論告で、対立抗争を背景とした組織的で計画性の高い犯行と指摘。白昼の銃撃で一般市民が巻き添えになる危険性が高かったとした。弁護側は、起訴内容を認める一方、「個人的動機だ」と上部組織の関与は否定していた。
起訴状によると、山本被告は昨年5月31日午前、岡山市南区のマンション駐車場などで拳銃4発を発射し、3発を神戸山口組系池田組の高木忠若頭(55)の左脇腹などに命中させ、殺害したとされる。