巨人の野球賭博事件、開帳容疑で山口組関係者を逮捕
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プロ野球巨人の野球賭博事件で、警視庁組織犯罪対策4課は11日、名古屋市に住んでいた大学院生(27)を客に野球賭博を開いて手数料を得たとして、賭博開帳図利の疑いで指定暴力団山口組系組関係者の無職、三輪正行容疑者(35)を逮捕した。
捜査関係者によると、三輪容疑者は笠原将生(26)、福田聡志(33)の両元選手ら末端の客を相手にする「小胴元」から賭け金を集める「中胴元」という。同課は、賭け金が組の資金源になったとみて調べている。
一連の事件で組対4課は、大学院生らを小胴元とするルートと、笠原元選手らを客に賭博を開いていた元飲食店経営者(38)=同罪で有罪確定=を小胴元とする2ルートで捜査。元飲食店経営者のルートでは昨年9月、中胴元だった別の山口組系組幹部(43)ら3人を逮捕しており、いずれのルートでも暴力団の関与が明確になった。
三輪容疑者の逮捕容疑は2014年10月~16年10月、プロ野球23試合を対象に大学院生らから賭け金を集めて賭博を開き、手数料を得た疑い。
大学院生は、笠原、福田両元選手らを客にしていた知人の小胴元役(41)=賭博開帳図利罪で有罪確定=の賭博を助けた同ほう助罪などで昨年12月、有罪判決を受けた。
捜査関係者によると、客は大学院生を含め5人おり、計350万円の賭け金を集めていた。三輪容疑者はこの小胴元役の紹介で大学院生と知り合ったとみられる。
福田元選手は賭博罪で罰金刑が確定。笠原元選手は昨年10月、賭博開帳図利ほう助などの罪で有罪が確定している。

プロ野球巨人の野球賭博事件で、警視庁組織犯罪対策4課は11日、名古屋市に住んでいた大学院生(27)を客に野球賭博を開いて手数料を得たとして、賭博開帳図利の疑いで指定暴力団山口組系組関係者の無職、三輪正行容疑者(35)を逮捕した。
捜査関係者によると、三輪容疑者は笠原将生(26)、福田聡志(33)の両元選手ら末端の客を相手にする「小胴元」から賭け金を集める「中胴元」という。同課は、賭け金が組の資金源になったとみて調べている。
一連の事件で組対4課は、大学院生らを小胴元とするルートと、笠原元選手らを客に賭博を開いていた元飲食店経営者(38)=同罪で有罪確定=を小胴元とする2ルートで捜査。元飲食店経営者のルートでは昨年9月、中胴元だった別の山口組系組幹部(43)ら3人を逮捕しており、いずれのルートでも暴力団の関与が明確になった。
三輪容疑者の逮捕容疑は2014年10月~16年10月、プロ野球23試合を対象に大学院生らから賭け金を集めて賭博を開き、手数料を得た疑い。
大学院生は、笠原、福田両元選手らを客にしていた知人の小胴元役(41)=賭博開帳図利罪で有罪確定=の賭博を助けた同ほう助罪などで昨年12月、有罪判決を受けた。
捜査関係者によると、客は大学院生を含め5人おり、計350万円の賭け金を集めていた。三輪容疑者はこの小胴元役の紹介で大学院生と知り合ったとみられる。
福田元選手は賭博罪で罰金刑が確定。笠原元選手は昨年10月、賭博開帳図利ほう助などの罪で有罪が確定している。
