会合場所を提供して暴力団の活動を助長したなどとして、県公安委員会は20日、県内の飲食店経営の男性(61)と
山口組系暴力団幹部(64)に対し、県暴力団排除条例に基づく違反勧告をした。
県警組織犯罪対策課によると、幹部は2月、
神戸山口組との対立の中で組内の団結を深めるため、約30人規模の会合を開こうと、男性の店を予約した。男性は場所と飲食を提供し、暴力団の活動を助長したとしている。共に条例違反を認めているという。
昨年7月に改正条例が施行され勧告対象が広がって以降、飲食店が勧告されたのは初。
- 関連記事
-