工藤会幹部ら組関係者へ本の差し入れ禁止…「否認促す」福岡地裁決定
市民への襲撃事件などで逮捕され、勾留中の特定危険指定暴力団工藤会(本部・北九州市)の最高幹部ら組関係者約20人について、福岡地裁が、本や雑誌など書籍類の差し入れを禁じる決定を出していたことが分かった。
否認や黙秘を促すような書き込みなどが確認されたことから、「証拠隠滅を図る恐れがある」と判断した。組関係者らには接見禁止の措置が取られているが、書籍類の受け取りまで禁じられるのは異例という。
捜査関係者などによると、対象は北九州市の元警部銃撃事件(2012年)、福岡市の看護師刺傷事件(13年)などで逮捕、起訴された組関係者。期間は初公判(期日未定)が始まるまでで、同会トップで総裁の野村悟被告(69)(殺人罪などで起訴)ら最高幹部も含まれている。

否認や黙秘を促すような書き込みなどが確認されたことから、「証拠隠滅を図る恐れがある」と判断した。組関係者らには接見禁止の措置が取られているが、書籍類の受け取りまで禁じられるのは異例という。
捜査関係者などによると、対象は北九州市の元警部銃撃事件(2012年)、福岡市の看護師刺傷事件(13年)などで逮捕、起訴された組関係者。期間は初公判(期日未定)が始まるまでで、同会トップで総裁の野村悟被告(69)(殺人罪などで起訴)ら最高幹部も含まれている。
