稲川会系組長の土佐犬、女性襲う/神奈川
横須賀市日の出町の路上で4月、犬の散歩をしていた女性会社員(50)が土佐犬に襲われて左手を数針縫うけがを負っていたことが、捜査関係者への取材で分かった。横須賀署は、土佐犬に狂犬病の予防接種を受けさせていなかったなどとして、週内にも、飼い主の稲川会系暴力団組長(60歳代)と犬を散歩させていた同組幹部(50歳代)を狂犬病予防法違反容疑で書類送検する。
捜査関係者によると、組長らは狂犬病予防法で義務づけられた飼い犬の市への登録をせず、予防接種も受けさせていなかった疑いが持たれている。
組幹部が4月8日夕、組長の指示で土佐犬を散歩させていたところ、土佐犬が女性の連れていたプードルにかみつき、引き離そうとした女性自身も手をかまれた。女性のけがなどについては示談が成立し、被害届は提出されていない。
組長らは、同署の任意の事情聴取に対し、土佐犬が女性をかんだ経緯や予防接種を受けさせていなかったことについて「間違いない」と認めているという。
この土佐犬は2014年10月、同市平成町でミニチュアダックスフントを襲ってかみ殺し、15年10月にも同市三春町でシバ犬にかみついて大けがを負わせていたといい、住民たちの間で「付近には通学路もあり、子供が襲われないか心配だが、暴力団に注意するのは怖い」との声が上がっていた。

捜査関係者によると、組長らは狂犬病予防法で義務づけられた飼い犬の市への登録をせず、予防接種も受けさせていなかった疑いが持たれている。
組幹部が4月8日夕、組長の指示で土佐犬を散歩させていたところ、土佐犬が女性の連れていたプードルにかみつき、引き離そうとした女性自身も手をかまれた。女性のけがなどについては示談が成立し、被害届は提出されていない。
組長らは、同署の任意の事情聴取に対し、土佐犬が女性をかんだ経緯や予防接種を受けさせていなかったことについて「間違いない」と認めているという。
この土佐犬は2014年10月、同市平成町でミニチュアダックスフントを襲ってかみ殺し、15年10月にも同市三春町でシバ犬にかみついて大けがを負わせていたといい、住民たちの間で「付近には通学路もあり、子供が襲われないか心配だが、暴力団に注意するのは怖い」との声が上がっていた。
