暴力団トラブルの組員 防弾パネル設置し判決 神戸地裁
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今年3月、指定暴力団の山口組と神戸山口組が車を壊し合ったなどとされる事件で、暴行罪に問われた神戸山口組系組員、小林信一被告(50)=神戸市中央区=の判決公判が18日、神戸地裁であった。空閑(くが)直樹裁判長は懲役1年2月、執行猶予4年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
一連の事件では計20人が逮捕されている。起訴された組員のうち判決は、同被告が初めて。各公判は厳重に警備され、傍聴人の手荷物検査のほか、傍聴席の前には防弾パネルが設置された。
判決によると、同被告は3月5日、同市中央区で山口組の車両を追尾した後、降車した山口組側の組員に催涙スプレーを噴射した。空閑裁判長は「白昼の闘争で社会的影響を軽視できない」と指摘したが、「スプレーは護身用で危険性は高くない」と量刑理由を説明した。

今年3月、指定暴力団の山口組と神戸山口組が車を壊し合ったなどとされる事件で、暴行罪に問われた神戸山口組系組員、小林信一被告(50)=神戸市中央区=の判決公判が18日、神戸地裁であった。空閑(くが)直樹裁判長は懲役1年2月、執行猶予4年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
一連の事件では計20人が逮捕されている。起訴された組員のうち判決は、同被告が初めて。各公判は厳重に警備され、傍聴人の手荷物検査のほか、傍聴席の前には防弾パネルが設置された。
判決によると、同被告は3月5日、同市中央区で山口組の車両を追尾した後、降車した山口組側の組員に催涙スプレーを噴射した。空閑裁判長は「白昼の闘争で社会的影響を軽視できない」と指摘したが、「スプレーは護身用で危険性は高くない」と量刑理由を説明した。
