神戸山口組 指定暴力団 15日に指定
指定暴力団・山口組(総本部・神戸市灘区)から分裂した神戸山口組(本部・兵庫県淡路市)が、15日に県公安委員会から暴力団対策法に基づく指定を受けることが決まった。同日付の官報に公示され、暴対法の規制対象になる。
県公安委が今月7日に指定を決めていた。15日午前8時半に国立印刷局(東京都港区)の掲示板とインターネットで官報を公開し、組側にも通知を送る。
警察当局は15日から、抗争時に事務所の使用を制限したり、組員の不当行為に中止命令を出したりできるようになる。
両組織は全国で激しい抗争を続けており、全国の警察が警戒を強めている。今月11日には、神戸山口組の本部事務所に車が衝突する事件もあった。
神戸山口組は昨年8月に結成。今年3月時点の組員は約2700人で、勢力は36都道府県に及ぶ。暴力団の新規指定は2008年2月の九州誠道会(現・浪川会)以来で、全国で計22団体となる。

県公安委が今月7日に指定を決めていた。15日午前8時半に国立印刷局(東京都港区)の掲示板とインターネットで官報を公開し、組側にも通知を送る。
警察当局は15日から、抗争時に事務所の使用を制限したり、組員の不当行為に中止命令を出したりできるようになる。
両組織は全国で激しい抗争を続けており、全国の警察が警戒を強めている。今月11日には、神戸山口組の本部事務所に車が衝突する事件もあった。
神戸山口組は昨年8月に結成。今年3月時点の組員は約2700人で、勢力は36都道府県に及ぶ。暴力団の新規指定は2008年2月の九州誠道会(現・浪川会)以来で、全国で計22団体となる。
