山口組直系「矢嶋組」組長を逮捕 車の虚偽登録の疑い 兵庫県警
乗用車を虚偽登録したとして、兵庫県警暴力団対策課と葺合署などは7日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、指定暴力団山口組の直系組長中山和広容疑者(66)=愛媛県今治市=を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、中山容疑者は山口組の直系団体「三代目矢嶋組」(同市)の組長。昨年8月の山口組分裂以降、県警が逮捕した同組直系組長は2人目となる。
逮捕容疑は、実際は中山容疑者が使う乗用車であるにもかかわらず、妻を使用者と偽り、2015年春に四国運輸局愛媛運輸支局に自動車登録の申請などをした疑い。
乗用車は中山容疑者の送迎車とみられ、神戸市灘区の山口組総本部を訪れる際に乗っていたことが確認されている。県警は、車の販売会社が暴力団と取引を拒否する条項を掲げていたため、妻の名義を借りたとみている。

捜査関係者によると、中山容疑者は山口組の直系団体「三代目矢嶋組」(同市)の組長。昨年8月の山口組分裂以降、県警が逮捕した同組直系組長は2人目となる。
逮捕容疑は、実際は中山容疑者が使う乗用車であるにもかかわらず、妻を使用者と偽り、2015年春に四国運輸局愛媛運輸支局に自動車登録の申請などをした疑い。
乗用車は中山容疑者の送迎車とみられ、神戸市灘区の山口組総本部を訪れる際に乗っていたことが確認されている。県警は、車の販売会社が暴力団と取引を拒否する条項を掲げていたため、妻の名義を借りたとみている。
