ばんえい競馬 馬券購入事件で騎手と調教の免許更新認めず/北海道
北海道帯広市が主催する「ばんえい競馬」で騎手と厩務(きゅうむ)員が馬券を購入したとされる競馬法違反事件で、地方競馬全国協会(東京)がこの騎手と調教師1人の免許更新を認めなかったことが24日、分かった。調教師は馬券購入が疑われている厩務員への監督責任に加え、暴力団幹部とゴルフをするなど不適切な交際が問題視されたとみられる。
調教師が一緒にゴルフをしたとされる帯広市内の暴力団幹部は10月下旬、暴力団関係者の利用が禁止されている十勝地方のゴルフ場で身分を偽ってプレーしたとして、北海道警に詐欺容疑で逮捕された。
騎手と調教師の免許更新は年1回。学科試験などで不合格になると1年間、業務ができなくなる。同協会は2人を不合格とした理由を明らかにせず、「これまでの業務状況などを勘案した結果」と説明した。
騎手らの馬券購入をめぐっては、道警帯広署などが11日、ばんえい競馬が行われている帯広市の帯広競馬場などを家宅捜索し、捜査を進めている。

調教師が一緒にゴルフをしたとされる帯広市内の暴力団幹部は10月下旬、暴力団関係者の利用が禁止されている十勝地方のゴルフ場で身分を偽ってプレーしたとして、北海道警に詐欺容疑で逮捕された。
騎手と調教師の免許更新は年1回。学科試験などで不合格になると1年間、業務ができなくなる。同協会は2人を不合格とした理由を明らかにせず、「これまでの業務状況などを勘案した結果」と説明した。
騎手らの馬券購入をめぐっては、道警帯広署などが11日、ばんえい競馬が行われている帯広市の帯広競馬場などを家宅捜索し、捜査を進めている。
