大阪府堺市の府営住宅を「倉庫」代わりにして覚醒剤を隠し持っていたとして、元暴力団組員の男(66)が近畿厚生局麻薬取締部に逮捕されていたことが分かった。
近畿厚生局麻薬取締部によると、覚醒剤営利目的所持の罪で1日に起訴された堺市の元暴力団組員・梅松静男被告は、知人男性(56)が住む堺市内の府営住宅の一室に覚醒剤約37gを隠し持っていたとされる。
梅松被告は、路上などで覚醒剤を売る「末端密売人」を主な顧客とする「中間密売人」で、近くの駅などで覚醒剤を手渡していたという。
調べに対し、梅松被告は「近畿に十数人、顧客がいる」などと話している。
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