銃拳銃と実弾を購入容疑 工藤会系「極政組」と「矢坂組」事務所を家宅捜索
警視庁組織犯罪対策5課は15日午前、2014年1月ごろに氏名不詳の特定危険指定暴力団・工藤會系組員が、広島県内で回転弾倉式拳銃1丁と実弾6発を密売人から購入し所持したとして、福岡県中間市の「三代目極政組」と、北九州市の「二代目矢坂組」の組事務所を、容疑者不詳のまま銃刀法違反(加重所持)容疑で家宅捜索した。
家宅捜索は福岡県警の応援も得て、計約110人態勢(うち警視庁約80人)で行われ、極政組事務所には午前9時15分ごろから機動隊員が警戒する中、「警視庁」と書かれた赤いベストを身に着けた捜査員ら数十人が捜索に入った。警視庁が福岡県内の工藤會系暴力団を捜索するのは初めて。
警視庁は昨年、工藤會が首都圏へ進出していることを受け、「工藤会対策室」を設置。活動実態の解明や取り締まりを強化しており、今回の捜索もその一環。
家宅捜索は福岡県警の応援も得て、計約110人態勢(うち警視庁約80人)で行われ、極政組事務所には午前9時15分ごろから機動隊員が警戒する中、「警視庁」と書かれた赤いベストを身に着けた捜査員ら数十人が捜索に入った。警視庁が福岡県内の工藤會系暴力団を捜索するのは初めて。
警視庁は昨年、工藤會が首都圏へ進出していることを受け、「工藤会対策室」を設置。活動実態の解明や取り締まりを強化しており、今回の捜索もその一環。