脱退を図った組員に集団暴行 工藤会系「極政組」組長に一部無罪判決
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福岡地裁小倉支部(大泉一夫裁判官)は25日、指定暴力団・工藤會系「三代目極政組」を脱退しようとした組員への強要未遂と逮捕監禁致傷罪に問われている、極政組組長・今田雄二被告(51)に対し、「証拠はなく、合理的疑いが残る」と指摘、逮捕監禁致傷罪については無罪とし、懲役2年(求刑・懲役5年)を言い渡した。
今田被告は2008年10月9日、組員から脱退したいと電話で伝えられ、「裏切る気か」などと脅迫したが、同組員が警察に保護を求めて未遂に終わった。その間に別の極政組組員が拉致、監禁して暴行したとされたが、「拉致するよう指示する必然性はない」とし、逮捕監禁致傷罪を無罪とした。
また、共謀に問われた極政組組員ら12人の被告の判決もあり、極政組幹部(42)に無罪(求刑・懲役3年6月)を言い渡した。
福岡地裁小倉支部(大泉一夫裁判官)は25日、指定暴力団・工藤會系「三代目極政組」を脱退しようとした組員への強要未遂と逮捕監禁致傷罪に問われている、極政組組長・今田雄二被告(51)に対し、「証拠はなく、合理的疑いが残る」と指摘、逮捕監禁致傷罪については無罪とし、懲役2年(求刑・懲役5年)を言い渡した。
今田被告は2008年10月9日、組員から脱退したいと電話で伝えられ、「裏切る気か」などと脅迫したが、同組員が警察に保護を求めて未遂に終わった。その間に別の極政組組員が拉致、監禁して暴行したとされたが、「拉致するよう指示する必然性はない」とし、逮捕監禁致傷罪を無罪とした。
また、共謀に問われた極政組組員ら12人の被告の判決もあり、極政組幹部(42)に無罪(求刑・懲役3年6月)を言い渡した。