身分隠して航空会社のマイル約2000円相当を詐取 浪川会系幹部を逮捕
警視庁多摩中央署は30日、暴力団員であることを隠して航空会社のマイレージ会員となり、ポイントにあたるマイルを不正に貯めたとして、指定暴力団・浪川会傘下幹部・谷川英二容疑者(56)=熊本県荒尾市上平山=を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。調べに対し、谷川容疑者は「暴力団員が入会できないとは知らなかった」と容疑を一部否認している。

谷川英二容疑者(56)
谷川容疑者は、国内の航空会社の会員規約に暴力団の利用を拒否する規約があるにもかかわらず、2017年6月に暴力団員であることを隠して航空会社のマイレージ会員となり、今年5月ごろに飛行機に搭乗して1958円相当のマイルを貯めた疑いが持たれている。
谷川容疑者は浪川会総裁の秘書とみられ、浪川会の活動で航空機を使って各地を移動しマイルを貯めたとみられている。2021年からこれまでの3年間で少なくとも15万円相当のマイルを貯め、航空券などに交換していた。
暴力団関係者がマイルを不正に貯めたことによる摘発は全国初となり、警視庁は谷川容疑者の移動状況などから、浪川会の活動実態の解明を進めている。

谷川英二容疑者(56)
谷川容疑者は、国内の航空会社の会員規約に暴力団の利用を拒否する規約があるにもかかわらず、2017年6月に暴力団員であることを隠して航空会社のマイレージ会員となり、今年5月ごろに飛行機に搭乗して1958円相当のマイルを貯めた疑いが持たれている。
谷川容疑者は浪川会総裁の秘書とみられ、浪川会の活動で航空機を使って各地を移動しマイルを貯めたとみられている。2021年からこれまでの3年間で少なくとも15万円相当のマイルを貯め、航空券などに交換していた。
暴力団関係者がマイルを不正に貯めたことによる摘発は全国初となり、警視庁は谷川容疑者の移動状況などから、浪川会の活動実態の解明を進めている。