長野県の覚醒剤密売事件 稲川会系「山梨一家」幹部に懲役7年、罰金100万円などを求刑
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長野地裁で24日、長野県東信地方の飲食店やコンビニ駐車場などで、業として覚醒剤の密売を繰り返したとして、麻薬特例法違反(業として行う覚醒剤営利目的譲渡)などの罪に問われている、指定暴力団・稲川会系四代目山梨一家幹部で「大林組」本部長・木元貴行被告(45)=長野県佐久市=の裁判員裁判が開かれ、検察側は木元被告に対し、懲役7年、罰金100万円、追徴金37万円を求刑した。

長野地方裁判所
木元被告は、覚醒剤取締方違反の罪で実刑判決を受け、すでに服役している無職・高原詔一受刑者(51)=長野県長和町=と共謀し、2022年8月から同年11月6日までの間、東信地方の飲食店やコンビニの駐車場などで、70回以上にわたり密売を繰り返し、1回あたり0.2グラムから0.5グラムを1万5000円から3万円で取り引きしていたとされる。
木元容疑者が覚醒剤の仕入れや顧客からの電話対応を担当し、高原受刑者は木元容疑者の指示のもと、顧客への譲り渡しを担当し、佐久市や長和町の飲食店やコンビニエンスストアの駐車場で覚醒剤を密売したとされている。
公判で検察側は、「覚醒剤の密売に深く関与し、害悪を社会に広めた」などとして、木元被告の犯行の悪質性を指摘した。
一方、弁護側は、「販売した覚醒剤の量は10グラム以下と少量で、木元被告が得た報酬は一切無かった」などとして、懲役5年が妥当だとした。
判決は今月27日に言い渡される予定。
長野地裁で24日、長野県東信地方の飲食店やコンビニ駐車場などで、業として覚醒剤の密売を繰り返したとして、麻薬特例法違反(業として行う覚醒剤営利目的譲渡)などの罪に問われている、指定暴力団・稲川会系四代目山梨一家幹部で「大林組」本部長・木元貴行被告(45)=長野県佐久市=の裁判員裁判が開かれ、検察側は木元被告に対し、懲役7年、罰金100万円、追徴金37万円を求刑した。

長野地方裁判所
木元被告は、覚醒剤取締方違反の罪で実刑判決を受け、すでに服役している無職・高原詔一受刑者(51)=長野県長和町=と共謀し、2022年8月から同年11月6日までの間、東信地方の飲食店やコンビニの駐車場などで、70回以上にわたり密売を繰り返し、1回あたり0.2グラムから0.5グラムを1万5000円から3万円で取り引きしていたとされる。
木元容疑者が覚醒剤の仕入れや顧客からの電話対応を担当し、高原受刑者は木元容疑者の指示のもと、顧客への譲り渡しを担当し、佐久市や長和町の飲食店やコンビニエンスストアの駐車場で覚醒剤を密売したとされている。
公判で検察側は、「覚醒剤の密売に深く関与し、害悪を社会に広めた」などとして、木元被告の犯行の悪質性を指摘した。
一方、弁護側は、「販売した覚醒剤の量は10グラム以下と少量で、木元被告が得た報酬は一切無かった」などとして、懲役5年が妥当だとした。
判決は今月27日に言い渡される予定。