長野県内で大規模な覚醒剤密売 稲川会系「山梨一家」幹部ら計19人を検挙
長野県警は19日までに、長野県内で大規模な覚醒剤密売を業として行っていたとして、指定暴力団・稲川会系四代目山梨一家幹部で「大林組」本部長・木元貴行容疑者(45)=長野県佐久市=を麻薬特例法違反(業として行う覚醒剤営利目的譲渡)の疑いで、無職・高原詔一容疑者(51)=長野県長和町=を覚醒剤取締法違反(営利目的譲渡等)の疑いで逮捕・起訴した。2人は容疑を概ね認めている。

長野県警察本部
木元容疑者と高原容疑者は2022年10月中旬から同年11月6日までの間、東信地方の飲食店やコンビニの駐車場などで、70回以上にわたり密売を繰り返し、1回あたり0.2グラムから0.5グラムを1万5000円から3万円で取り引きしていた疑いが持たれている。木元容疑者が覚醒剤の仕入れや顧客からの電話対応を担当し、高原容疑者は木元容疑者の指示のもと、顧客への譲り渡しを担当していた。
また、同期間に2人から覚醒剤を有償で譲り受けた上、覚醒剤を所持または使用したとして、30代から50代の会社員など客の17人を麻薬特例法違反(規制薬物としての譲渡)及び覚醒剤取締法違反(有償譲受等)の疑いで検挙している。県警はほかに客とみられる外国人を含む男女5人を特定していて、引き続き捜査を進めている。
高原容疑者は既に覚醒剤取締法違反の罪で実刑判決を受けて服役していて、木元容疑者の麻薬特例法違反の罪については、23日から長野地裁で裁判員裁判が始まる。

長野県警察本部
木元容疑者と高原容疑者は2022年10月中旬から同年11月6日までの間、東信地方の飲食店やコンビニの駐車場などで、70回以上にわたり密売を繰り返し、1回あたり0.2グラムから0.5グラムを1万5000円から3万円で取り引きしていた疑いが持たれている。木元容疑者が覚醒剤の仕入れや顧客からの電話対応を担当し、高原容疑者は木元容疑者の指示のもと、顧客への譲り渡しを担当していた。
また、同期間に2人から覚醒剤を有償で譲り受けた上、覚醒剤を所持または使用したとして、30代から50代の会社員など客の17人を麻薬特例法違反(規制薬物としての譲渡)及び覚醒剤取締法違反(有償譲受等)の疑いで検挙している。県警はほかに客とみられる外国人を含む男女5人を特定していて、引き続き捜査を進めている。
高原容疑者は既に覚醒剤取締法違反の罪で実刑判決を受けて服役していて、木元容疑者の麻薬特例法違反の罪については、23日から長野地裁で裁判員裁判が始まる。