香港経由で覚醒剤130キロ密輸 住吉会系「花田会」幹部に無罪判決
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東京地裁は28日、メキシコの巨大麻薬組織から香港経由で日本に覚醒剤およそ130キロを密輸入したとして、覚醒剤取締法違反の罪などに問われた指定暴力団・住吉会系「四代目花田会」幹部・高上雅之被告(70)に対し、無罪を言い渡した。

東京地方裁判所
高上被告は仲間と共謀のうえ2021年7月、覚醒剤およそ130キロを隠した貨物2個を香港経由で大井埠頭に船便で密輸入した罪に問われていた。貨物が日本に届いた後、高上被告は配送業者と落ち合ったものの、貨物を受け取ることなく逃走していた。
東京地裁は判決で、「被告が、貨物が密輸品であるかもしれないことや、その密輸品が覚醒剤を含む違法薬物であるかもしれないことを認識していたと推認することはできない」と指摘し、「公訴事実の証明が不十分で犯罪の証明がない」として無罪を言い渡した。
東京地検は無罪判決について、「判決内容を十分検討して適切に対処したい」とコメントしている。
東京地裁は28日、メキシコの巨大麻薬組織から香港経由で日本に覚醒剤およそ130キロを密輸入したとして、覚醒剤取締法違反の罪などに問われた指定暴力団・住吉会系「四代目花田会」幹部・高上雅之被告(70)に対し、無罪を言い渡した。

東京地方裁判所
高上被告は仲間と共謀のうえ2021年7月、覚醒剤およそ130キロを隠した貨物2個を香港経由で大井埠頭に船便で密輸入した罪に問われていた。貨物が日本に届いた後、高上被告は配送業者と落ち合ったものの、貨物を受け取ることなく逃走していた。
東京地裁は判決で、「被告が、貨物が密輸品であるかもしれないことや、その密輸品が覚醒剤を含む違法薬物であるかもしれないことを認識していたと推認することはできない」と指摘し、「公訴事実の証明が不十分で犯罪の証明がない」として無罪を言い渡した。
東京地検は無罪判決について、「判決内容を十分検討して適切に対処したい」とコメントしている。