UAEから覚醒剤6キロ含む液体密輸 自称・占い師の稲川会傘下幹部ら3人を逮捕
長崎県警は26日、UAE=アラブ首長国連邦から覚醒剤およそ6キロ(末端価格約3億円相当)を含んだ液体が輸入された事件で、新たに覚醒剤の回収役を指示した自称・占い師の指定暴力団・稲川会傘下幹部・鈴木隆玄容疑者(55)=神奈川県横浜市=と、回収役の無職の男(65)=横浜市=と無職の男(48)=横浜市=の3人を覚醒剤取締法違反容疑で逮捕した。

押収されたオイル缶

この覚醒剤密輸事件は、今年3月に長崎市に住む男ら3人が、およそ6キロ(末端価格約3億円相当)の覚醒剤を混ぜた液体計約13.6キロをオイル缶4缶に入れ、アラブ首長国連邦から密輸したもので、既に逮捕・起訴された男(21)=長崎市三川町=と、男(29)=諫早市=の2人は、6月27日に長崎地裁で懲役2年6か月・執行猶予4年と罰金50万円、自営業の男(29)=住所不定=は今月21日に懲役3年・執行猶予5年と罰金100万円の有罪判決を受けている。
回収役の無職の男2人は長崎市の男が覚醒剤取締法などで逮捕された事を知らずに、輸入した覚醒剤を受け取ろうと長崎市にある男の自宅を訪れ、事件への関与が発覚し、今月12日に逮捕された。その後の調べから、覚醒剤の回収を指示していた鈴木容疑者の関与が明らかになった。
覚醒剤は液体と混ぜても条件が揃えば再び覚醒剤として分離できるという。押収された覚醒剤は、長崎県内で押収された覚醒剤としては過去最高額となる。
県警は3人の認否を明らかにしていないが、余罪や他に共犯者がいる可能性も視野に捜査を続けている。

押収されたオイル缶

この覚醒剤密輸事件は、今年3月に長崎市に住む男ら3人が、およそ6キロ(末端価格約3億円相当)の覚醒剤を混ぜた液体計約13.6キロをオイル缶4缶に入れ、アラブ首長国連邦から密輸したもので、既に逮捕・起訴された男(21)=長崎市三川町=と、男(29)=諫早市=の2人は、6月27日に長崎地裁で懲役2年6か月・執行猶予4年と罰金50万円、自営業の男(29)=住所不定=は今月21日に懲役3年・執行猶予5年と罰金100万円の有罪判決を受けている。
回収役の無職の男2人は長崎市の男が覚醒剤取締法などで逮捕された事を知らずに、輸入した覚醒剤を受け取ろうと長崎市にある男の自宅を訪れ、事件への関与が発覚し、今月12日に逮捕された。その後の調べから、覚醒剤の回収を指示していた鈴木容疑者の関与が明らかになった。
覚醒剤は液体と混ぜても条件が揃えば再び覚醒剤として分離できるという。押収された覚醒剤は、長崎県内で押収された覚醒剤としては過去最高額となる。
県警は3人の認否を明らかにしていないが、余罪や他に共犯者がいる可能性も視野に捜査を続けている。