連続事務所荒らしの初公判 主犯格の山口組系弘道会傘下組員は認否を留保
長野地裁で29日、今年3月に長野県や新潟県などで起きた4件の連続事務所荒らし事件に関与したとして、建造物侵入や窃盗、窃盗未遂の罪に問われている、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「三代目竹内組」組員・國里渓太被告(28)=長野県松本市=と、中村颯被告(21)、柏原賢顕被告(29)の3人の初公判が開かれた。

長野地方裁判所
この連続事務所荒らし事件は、長野県内では今年3月6日から7日、新潟県内では3月20日に、合わせて4軒の店舗や事務所が荒らされる事件が発生。29日は、このうち3月6日に長野県下高井郡野沢温泉村の店舗に侵入し、金品を盗もうとした罪について初公判が開かれた。
検察側は冒頭陳述で、山口組傘下組員である國里被告が2人を誘って犯行を計画したと主張。店舗の扉をバールでこじ開けて侵入したが現金が置いてなく、盗むに及ばなかったなどと指摘した。
起訴内容について、中村被告と柏原被告は「間違いありません」と認め、主犯格の國里被告は「ほかの起訴の分もあり全体像が見えない」などとして認否を留保した。
次回の裁判は7月18日の予定で、他にも同様の被害が確認されていることから、警察が余罪についても調べている。

長野地方裁判所
この連続事務所荒らし事件は、長野県内では今年3月6日から7日、新潟県内では3月20日に、合わせて4軒の店舗や事務所が荒らされる事件が発生。29日は、このうち3月6日に長野県下高井郡野沢温泉村の店舗に侵入し、金品を盗もうとした罪について初公判が開かれた。
検察側は冒頭陳述で、山口組傘下組員である國里被告が2人を誘って犯行を計画したと主張。店舗の扉をバールでこじ開けて侵入したが現金が置いてなく、盗むに及ばなかったなどと指摘した。
起訴内容について、中村被告と柏原被告は「間違いありません」と認め、主犯格の國里被告は「ほかの起訴の分もあり全体像が見えない」などとして認否を留保した。
次回の裁判は7月18日の予定で、他にも同様の被害が確認されていることから、警察が余罪についても調べている。