暴力団ニュース～ヤクザﾞ事件簿

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　和歌山地検は１３日、今年２月に和歌山市の住宅から現金や貴金属などおよそ７１００万円相当を盗んだとして、住居侵入と窃盗の疑いで逮捕された１６歳と１７歳の少年２人を含む男６人のうち、元プロ野球選手と特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員ら３人を処分保留とし、無職・横地優也被告（２７）＝住居不定＝を起訴、１７歳と１６歳の少年２人を和歌山家庭裁判所に送致した。


和歌山地方検察庁

　また、処分保留となった３人のうち、元プロ野球選手は釈放された一方で、和歌山県警は同日、山口組系「四代目倉本組」傘下「六代目小山組」組員・加藤連容疑者（２８）＝和歌山市新在家＝と、建設業・辻本雅矢容疑者（２８）＝住居不定＝の２人を別の傷害事件で再逮捕した。

　加藤容疑者と辻本容疑者の２人は２０２２年１２月、ともに逮捕された大工・城敬太容疑者（２７）＝和歌山県紀の川市桃山町最上＝と、飲食店経営・香西拓実容疑者（２６）＝和歌山県岩出市中黒＝ら２人と共謀して、岩出市新田広芝の敷地内で会社員男性（３０）を木製の棒のようなもので殴るなどして、後頭部などに全治１５日のケガを負わせた疑いが持たれている。

　県警は、今回の傷害事件は不良グループの抗争とみて調べを進めている。