元組員から毎月30万円、計1200万円を恐喝 工藤会幹部に懲役4年の判決
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福岡地裁小倉支部(井野憲司裁判長)は30日、会社経営の男性から3年あまりの間に1200万円を脅し取ったとして恐喝の罪を問われた、当時・特定危険指定暴力団・工藤會幹部で「木原組」組長・木原浩被告(55)に対し、「結果の重大性に鑑み、犯情は重い」として懲役4年の判決を言い渡した。木原容疑者は、逮捕される前の今年1月6日に工藤會からの離脱届を警察に提出している。

福岡地裁小倉支部
木原被告は、会社経営の男性に「工藤會に何らかの筋は見せないかんよ」などと脅し、2018年ごろから2022年までの3年以上、毎月30万円を計40回にわたり、あわせて現金1200万円を脅し取ったとされる。被害にあった男性は、同じ工藤會傘下組員だったが離脱して塗装会社を経営していた。
井野裁判長は、「北九州市界わいで平穏に生きていきたいのであれば金を払い続けるのが当たり前」と言わんばかりの暴力団脱退者の立場につけ込む悪質な犯行」と指摘。その上で「結果の重大性に鑑み、犯情は重い」として、木原被告に対して懲役4年の判決を言い渡した。
福岡地裁小倉支部(井野憲司裁判長)は30日、会社経営の男性から3年あまりの間に1200万円を脅し取ったとして恐喝の罪を問われた、当時・特定危険指定暴力団・工藤會幹部で「木原組」組長・木原浩被告(55)に対し、「結果の重大性に鑑み、犯情は重い」として懲役4年の判決を言い渡した。木原容疑者は、逮捕される前の今年1月6日に工藤會からの離脱届を警察に提出している。

福岡地裁小倉支部
木原被告は、会社経営の男性に「工藤會に何らかの筋は見せないかんよ」などと脅し、2018年ごろから2022年までの3年以上、毎月30万円を計40回にわたり、あわせて現金1200万円を脅し取ったとされる。被害にあった男性は、同じ工藤會傘下組員だったが離脱して塗装会社を経営していた。
井野裁判長は、「北九州市界わいで平穏に生きていきたいのであれば金を払い続けるのが当たり前」と言わんばかりの暴力団脱退者の立場につけ込む悪質な犯行」と指摘。その上で「結果の重大性に鑑み、犯情は重い」として、木原被告に対して懲役4年の判決を言い渡した。