カンボジア拠点の特殊詐欺 19人を3度目の逮捕 被害総額9億4千万円超 3万人分の名簿押収
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警視庁は21日、カンボジアを拠点とした特殊詐欺事件で、京都府の60代女性から950万円相当の暗号資産を詐取したとして、山田大志容疑者(38)、岡本大樹(38)容疑者ら男19人を詐欺容疑で再逮捕した。19人の逮捕はいずれも3回目で、数人が容疑を認めている。

警視庁本部
19人は共謀して今年1月、京都府の60代女性に弁護士などをかたり、「介護施設の入居権を他人に譲渡したことでトラブルになっている」などとうその電話をかけ、約950万円分の暗号資産を送らせ、詐取した疑いがもたれている。
拠点となっていたカンボジアのホテルからは、日本国内の高齢者ら約3万人分の氏名や住所、電話番号などが記載されてる名簿が記録されたUSBメモリーなどが押収されていて、詐欺の電話をかけるために使われたとみられている。
この特殊詐欺グループによる被害は、2022年1月~今年1月の間に27都道府県で約130件、計約9億4千万円に上るとみられている。メンバーの募集には複数の勧誘役が関与しているとみられ、借金返済のために参加したメンバーもいるといい、実態解明を進めている。
警視庁は21日、カンボジアを拠点とした特殊詐欺事件で、京都府の60代女性から950万円相当の暗号資産を詐取したとして、山田大志容疑者(38)、岡本大樹(38)容疑者ら男19人を詐欺容疑で再逮捕した。19人の逮捕はいずれも3回目で、数人が容疑を認めている。

警視庁本部
19人は共謀して今年1月、京都府の60代女性に弁護士などをかたり、「介護施設の入居権を他人に譲渡したことでトラブルになっている」などとうその電話をかけ、約950万円分の暗号資産を送らせ、詐取した疑いがもたれている。
拠点となっていたカンボジアのホテルからは、日本国内の高齢者ら約3万人分の氏名や住所、電話番号などが記載されてる名簿が記録されたUSBメモリーなどが押収されていて、詐欺の電話をかけるために使われたとみられている。
この特殊詐欺グループによる被害は、2022年1月~今年1月の間に27都道府県で約130件、計約9億4千万円に上るとみられている。メンバーの募集には複数の勧誘役が関与しているとみられ、借金返済のために参加したメンバーもいるといい、実態解明を進めている。
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