露店出店権利詐取の山口組系「藤友会」元組員 執行猶予付の有罪判決
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静岡地裁沼津支部(室橋秀紀裁判官)は17日、暴力団組員が経営する露店であることを隠して静岡県沼津市の「狩野川花火大会」などの夏祭りに出店する権利をだまし取ったとして詐欺の罪に問われた、元特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で、「五代目大石会」幹部(66)=静岡県裾野市深良=に対し、懲役2年6か月、執行猶予5年(求刑・懲役2年6か月)の判決を言い渡した。

静岡地方裁判所沼津支部
元幹部は妻などと共謀し、暴力団員が実質的に経営する露店であることを隠し、2022年夏の「沼津夏まつり」や「三嶋大祭り」に出店する権利をだまし取ったとして詐欺の罪に問われていた。
判決公判で室橋裁判官は「詐欺事件の主犯で、売り上げ目当ての身勝手な動機に酌量の余地はない」と指摘。一方で「暴力団から除籍され、露店に代わる仕事先が見つかるなど再犯の可能性は低下している」などとして、執行猶予付きの判決を言い渡した。
静岡地裁沼津支部(室橋秀紀裁判官)は17日、暴力団組員が経営する露店であることを隠して静岡県沼津市の「狩野川花火大会」などの夏祭りに出店する権利をだまし取ったとして詐欺の罪に問われた、元特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で、「五代目大石会」幹部(66)=静岡県裾野市深良=に対し、懲役2年6か月、執行猶予5年(求刑・懲役2年6か月)の判決を言い渡した。

静岡地方裁判所沼津支部
元幹部は妻などと共謀し、暴力団員が実質的に経営する露店であることを隠し、2022年夏の「沼津夏まつり」や「三嶋大祭り」に出店する権利をだまし取ったとして詐欺の罪に問われていた。
判決公判で室橋裁判官は「詐欺事件の主犯で、売り上げ目当ての身勝手な動機に酌量の余地はない」と指摘。一方で「暴力団から除籍され、露店に代わる仕事先が見つかるなど再犯の可能性は低下している」などとして、執行猶予付きの判決を言い渡した。
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