移送中に逮捕の特殊詐欺グループ19人が羽田空港に到着
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カンボジアから日本への移送中のマレーシア航空のチャーター機内で、11日午後7時34分に同行している警視庁の捜査員に機内で逮捕された特殊詐欺グループのメンバーで、中心的な役割を果たしていたとみられる特定危険指定暴力団・工藤會系関係者・岡本大樹容疑者(38)を含む、25歳から55歳までの日本人の男19人が午後10時過ぎ、羽田空港に到着した。

到着したチャーター機

警視庁はこの後、19人と共にを警察車両のバスに乗り込み、江東区の東京湾岸署や池袋署、中央署など4つの警察署に移送し、本格的な取り調べを受ける予定で、カンボジア当局から受け取った携帯電話60台以上と、パソコン数台、さらに書類などあわせて百数十点の解析などを行い、特殊詐欺グループの実態解明を進める方針。

警察署に移送される容疑者たち

19人の逮捕容疑は今年1月24日、東京都内の60代女性に対し、「有料サイトを見たので料金が発生しています」などとウソを言い、電子マネー「ビットキャッシュ」25万円相当をだまし取った疑いがもたれている。同様の被害はほかにも複数確認されていて、「NTTドコモ」の社名を出して携帯電話にショートメールを送りつけ、電話をかけてきた被害者に「有料サイトの未払い料金がある」とウソをついて電子マネーを購入させていたという。
今回の摘発は、特殊詐欺グループのメンバーとみられる人物が、日本大使館に「ホテルに監禁されて特殊詐欺をやらされている。助けてほしい」と通報したことがきっかけとなった。
この情報を受けたカンボジア当局が今年1月下旬、カンボジア南部のシアヌークビル州の高級リゾートホテルを捜索し、19人の身柄を確保していた。ホテルの室内からは数十台の携帯電話や日本人の名前が書かれたメモ、詐欺の手口が書かれたマニュアルなどが見つかっている。
カンボジアから日本への移送中のマレーシア航空のチャーター機内で、11日午後7時34分に同行している警視庁の捜査員に機内で逮捕された特殊詐欺グループのメンバーで、中心的な役割を果たしていたとみられる特定危険指定暴力団・工藤會系関係者・岡本大樹容疑者(38)を含む、25歳から55歳までの日本人の男19人が午後10時過ぎ、羽田空港に到着した。

到着したチャーター機

警視庁はこの後、19人と共にを警察車両のバスに乗り込み、江東区の東京湾岸署や池袋署、中央署など4つの警察署に移送し、本格的な取り調べを受ける予定で、カンボジア当局から受け取った携帯電話60台以上と、パソコン数台、さらに書類などあわせて百数十点の解析などを行い、特殊詐欺グループの実態解明を進める方針。

警察署に移送される容疑者たち

19人の逮捕容疑は今年1月24日、東京都内の60代女性に対し、「有料サイトを見たので料金が発生しています」などとウソを言い、電子マネー「ビットキャッシュ」25万円相当をだまし取った疑いがもたれている。同様の被害はほかにも複数確認されていて、「NTTドコモ」の社名を出して携帯電話にショートメールを送りつけ、電話をかけてきた被害者に「有料サイトの未払い料金がある」とウソをついて電子マネーを購入させていたという。
今回の摘発は、特殊詐欺グループのメンバーとみられる人物が、日本大使館に「ホテルに監禁されて特殊詐欺をやらされている。助けてほしい」と通報したことがきっかけとなった。
この情報を受けたカンボジア当局が今年1月下旬、カンボジア南部のシアヌークビル州の高級リゾートホテルを捜索し、19人の身柄を確保していた。ホテルの室内からは数十台の携帯電話や日本人の名前が書かれたメモ、詐欺の手口が書かれたマニュアルなどが見つかっている。