「警戒区域」内で組員多数集合 神戸山口組系「古川組」組長ら5人を逮捕
兵庫県警暴力団対策課と尼崎南署などは29日、「特定抗争指定暴力団」の活動を制限する「警戒区域」に指定されている兵庫県尼崎市内で、多人数で集まったとして、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「四代目古川組」組長・親泊吉広容疑者(63)と、古川組幹部で左官工(51)=神奈川県横浜市=、古川組組員で解体作業員(67)=兵庫県尼崎市=、無職の男(48)=兵庫県稲美町=、神戸山口組傘下組員(54)=兵庫県姫路市=の5人を暴力団対策法違反の疑いで逮捕した。県警は5人の認否を明らかにしていない。

兵庫県警尼崎南警察署
親泊容疑者らは2022年12月29日午後7~9時ごろ、「警戒区域」に指定されている尼崎市内の飲食店に順次集まり、多人数で集合した疑いがもたれている。
暴力団対策法では、警戒区域内で「特定抗争指定暴力団」に指定された暴力団組員が概ね5人以上集まる事を禁止していて、このケースでの逮捕は兵庫県内では初めて、全国でも岡山県に続き2例目となる。

兵庫県警尼崎南警察署
親泊容疑者らは2022年12月29日午後7~9時ごろ、「警戒区域」に指定されている尼崎市内の飲食店に順次集まり、多人数で集合した疑いがもたれている。
暴力団対策法では、警戒区域内で「特定抗争指定暴力団」に指定された暴力団組員が概ね5人以上集まる事を禁止していて、このケースでの逮捕は兵庫県内では初めて、全国でも岡山県に続き2例目となる。
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