「用心棒代」毎月20万円 ラウンジ経営者と山口組傘下組員に勧告
兵庫県公安委員会は、兵庫県神戸市内にあるラウンジの女性経営者が、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員に「用心棒代」として毎月20万円を支払っていたとして、女性経営者と山口組傘下組員(76)に対し、24日付で兵庫県暴力団排除条例に基づく勧告を発出した。

兵庫県公安委員会
女性経営者は2022年10月から今年1月にかけ、自身が経営するラウンジでトラブルが起きた際の用心棒代として毎月20万円、あわせて80万円を組員に支払っていた。女性経営者は「10年ほど前から金のやりとりがあった」、「ややこしい客に対応してもらうためだった」と話している。
この勧告は県暴力団排除条例に基づくもので、勧告に従わない場合は店名や氏名などが公表されるが、利益供与を自ら警察へ申告した場合は刑を減免する規定もある。

兵庫県公安委員会
女性経営者は2022年10月から今年1月にかけ、自身が経営するラウンジでトラブルが起きた際の用心棒代として毎月20万円、あわせて80万円を組員に支払っていた。女性経営者は「10年ほど前から金のやりとりがあった」、「ややこしい客に対応してもらうためだった」と話している。
この勧告は県暴力団排除条例に基づくもので、勧告に従わない場合は店名や氏名などが公表されるが、利益供与を自ら警察へ申告した場合は刑を減免する規定もある。
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