学校の近くで暴力団事務所を運営 住吉会系幸平一家幹部ら7人を逮捕
警視庁は、東京都中野区で学校から200メートル以内の場所に暴力団事務所を開いていたとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家幹部で、「木本組」組長・木本在成こと李在成容疑者(58)ら7人を東京都暴力団排除条例違反の容儀で逮捕した。警視庁は、李容疑者らの認否を明らかにしていない。

李在成容疑者(58)
李容疑者らは、2021年3月から中野区で東京都暴力団排除条例で禁じられているにもかかわらず、約140メートルと約60メートルの場所に学校がある雑居ビルの一室を借りて、暴力団事務所を運営していた疑いがもたれている。
発覚のきっかけとなったのは、「路上駐車」のクレームを受けて駆けつけた警察官が職務質問をしたところ、車には暴力団員風の男が乗っていて、男が事務所のあるビルに向かったため、警察官も同行しようとすると、「見るな。住侵(住居侵入のこと)だぞ」などと抵抗した。男の言動が不審だったたため、警視庁暴対課などがビル内に組事務所があるとみて内偵捜査を開始。
その後、組員が関与していた別の薬物事件で、家宅捜索を行った結果、事務所の中から、組の看板や「代紋」が入った傘が見つかった。逮捕された組員ら7人のうち1人は組員ではなく、事務所を賃貸した際の名義人で、李容疑者らに賃貸を仲介していた。

李在成容疑者(58)
李容疑者らは、2021年3月から中野区で東京都暴力団排除条例で禁じられているにもかかわらず、約140メートルと約60メートルの場所に学校がある雑居ビルの一室を借りて、暴力団事務所を運営していた疑いがもたれている。
発覚のきっかけとなったのは、「路上駐車」のクレームを受けて駆けつけた警察官が職務質問をしたところ、車には暴力団員風の男が乗っていて、男が事務所のあるビルに向かったため、警察官も同行しようとすると、「見るな。住侵(住居侵入のこと)だぞ」などと抵抗した。男の言動が不審だったたため、警視庁暴対課などがビル内に組事務所があるとみて内偵捜査を開始。
その後、組員が関与していた別の薬物事件で、家宅捜索を行った結果、事務所の中から、組の看板や「代紋」が入った傘が見つかった。逮捕された組員ら7人のうち1人は組員ではなく、事務所を賃貸した際の名義人で、李容疑者らに賃貸を仲介していた。
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