「池田組」組長襲撃 山健組傘下「妹尾組」若頭に懲役6年と罰金30万円を求刑
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岡山地裁で8日、2022年10月に岡山市の理髪店内で、特定抗争指定暴力団・池田組の池田孝志組長(77)を襲撃しようと、サバイバルナイフを振り回して組長のボディーガード2人にケガをさせたとして傷害の罪などに問われている、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目妹尾組」若頭・吉永淳被告(51)の初公判が開かれ、吉永被告は起訴内容を認め、検察側は懲役6年と罰金30万円を求刑した。

襲撃事件当時の現場

吉永被告は2022年10月26日、岡山市北区の理髪店内で散髪中だった池田組長を襲撃しようと、店内で催涙スプレーを噴射してサバイバルナイフを振り回し、組長のボディーガードの池田組組員2人にケガをさせたとされている。
検察側は冒頭陳述で、「対立抗争のなか、池田組の組長を標的にする事件を実行しようと考えた。車を運転して、組長が散髪に利用している店の前を通過するなどし、来店を確認した」と指摘し、「ケガの程度は重く、周辺地域に大きな恐怖や不安を与えた。粗暴かつ危険で規範意識が欠落していると言わざるを得ない」と述べ、吉永被告に懲役6年と罰金30万円を求刑した。
一方弁護側は、組織とは関係なく個人的な感情で犯行に及び、理髪店に対して被害の弁償をしていることなどを踏まえ、執行猶予付きの判決を求めた。
判決は3月17日に言い渡される予定。
岡山地裁で8日、2022年10月に岡山市の理髪店内で、特定抗争指定暴力団・池田組の池田孝志組長(77)を襲撃しようと、サバイバルナイフを振り回して組長のボディーガード2人にケガをさせたとして傷害の罪などに問われている、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目妹尾組」若頭・吉永淳被告(51)の初公判が開かれ、吉永被告は起訴内容を認め、検察側は懲役6年と罰金30万円を求刑した。

襲撃事件当時の現場

吉永被告は2022年10月26日、岡山市北区の理髪店内で散髪中だった池田組長を襲撃しようと、店内で催涙スプレーを噴射してサバイバルナイフを振り回し、組長のボディーガードの池田組組員2人にケガをさせたとされている。
検察側は冒頭陳述で、「対立抗争のなか、池田組の組長を標的にする事件を実行しようと考えた。車を運転して、組長が散髪に利用している店の前を通過するなどし、来店を確認した」と指摘し、「ケガの程度は重く、周辺地域に大きな恐怖や不安を与えた。粗暴かつ危険で規範意識が欠落していると言わざるを得ない」と述べ、吉永被告に懲役6年と罰金30万円を求刑した。
一方弁護側は、組織とは関係なく個人的な感情で犯行に及び、理髪店に対して被害の弁償をしていることなどを踏まえ、執行猶予付きの判決を求めた。
判決は3月17日に言い渡される予定。