暴力団ニュース～ヤクザﾞ事件簿

>>関連記事
　石川県警組織犯罪対策課と金沢中署は、自宅に営利目的で覚醒剤約１２０グラム（末端価格およそ７００万円相当）を所持していたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目一会」幹部・蛭田雅和容疑者（４９）＝大阪市淀川区＝を覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反の疑いで逮捕した。県警は、捜査に支障があるとして蛭田容疑者の認否を明らかにしていない。


押収された覚醒剤など

　蛭田容疑者は他の一会幹部ら数名と２０２２年１月、暴力団組員であることを隠して石川県金沢市内の宿泊施設に宿泊したとして、同年１２月に詐欺容疑で逮捕されていた。

　県警が、１２月７日に大阪市内の蛭田容疑者の自宅を詐欺容疑で家宅捜索した際に、覚醒剤約１２０グラムと大麻およそ２グラムなどが発見された。蛭田容疑者を尿検査を実施したところ、覚醒剤を使用した反応が確認され、覚醒剤使用の疑いでも逮捕された。

　県警は、覚醒剤などの入手経路や販売ルートなどを調べている。