北海道公安委:弘道会系福島連合傘下事務所を格安リフォーム 2業者に勧告
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北海道公安委員会は、函館市にある暴力団事務所の内装工事などを通常価格より大幅な割引価格で施行し、割引行為が暴力団に対する財産上の利益を与えたとして、函館市の住宅リフォーム業者と土木建築業者に対し、北海道暴力団排除条例に基づく勧告を発出した。勧告を受けた2業者は「今後は関わりません。縁を切ります」と話している。

住宅リフォーム業者は2021年5月頃から8月頃にかけて、函館市にある特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の組事務所の机の設置や、壁紙の改装などの内装工事を通常価格約70万円のところを半額以下で請け負い、土木建築業者は同年7月頃、カーポートの新設工事で通常価格約250万円の工事費を大きく割り引き、約1割程度で施工し、暴力団に利益を与えたとされている。
道警が、2022年11月、法務局に虚偽の登記申請書を申請したとして山口組系三代目弘道会傘下福島連合幹部で、「二代目高野組」総長・高野鉱吉被告と、「二代目高野組」組長・東海林仁被告、「紙谷総業」組長・紙谷亘被告の3人を逮捕・送検した事件で、函館市内の組事務所を家宅捜索した際に、外見は一般的な住宅なのに対し室内の壁や装飾品などに不審な点があったことから捜査したところ、今回の条例違反が発覚した。
北海道公安委員会は、函館市にある暴力団事務所の内装工事などを通常価格より大幅な割引価格で施行し、割引行為が暴力団に対する財産上の利益を与えたとして、函館市の住宅リフォーム業者と土木建築業者に対し、北海道暴力団排除条例に基づく勧告を発出した。勧告を受けた2業者は「今後は関わりません。縁を切ります」と話している。

住宅リフォーム業者は2021年5月頃から8月頃にかけて、函館市にある特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の組事務所の机の設置や、壁紙の改装などの内装工事を通常価格約70万円のところを半額以下で請け負い、土木建築業者は同年7月頃、カーポートの新設工事で通常価格約250万円の工事費を大きく割り引き、約1割程度で施工し、暴力団に利益を与えたとされている。
道警が、2022年11月、法務局に虚偽の登記申請書を申請したとして山口組系三代目弘道会傘下福島連合幹部で、「二代目高野組」総長・高野鉱吉被告と、「二代目高野組」組長・東海林仁被告、「紙谷総業」組長・紙谷亘被告の3人を逮捕・送検した事件で、函館市内の組事務所を家宅捜索した際に、外見は一般的な住宅なのに対し室内の壁や装飾品などに不審な点があったことから捜査したところ、今回の条例違反が発覚した。