強盗致傷事件のやり直し裁判 元山口組傘下幹部が改めて無罪主張
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大阪地裁で7日、2017年4月に大阪市内で発生した強盗致傷事件で、事件の指示役として起訴された特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の元幹部・伊藤仁被告(51)のやり直し裁判が始まり、伊藤被告は「自分は1つも関与していない」と述べ、改めて無罪を主張した。

大阪地方裁判所
伊藤被告は2017年4月28日、山口組系三代目弘道会傘下組員らと共謀し、大阪市中央区南船場の路上で、密輸した金塊を換金して得た現金約7000万円を運んでいた男2人組を襲撃し、重軽傷を負わせた強盗致傷の罪に問われている。
伊藤被告は、この事件の指示役を担ったとして指名手配され、自ら警察署に出頭して逮捕・起訴されたが、一審の大阪地裁は、伊藤被告の関与について「合理的な疑いが残り、犯罪の証明が出来ていない」などとして、無罪判決を言い渡していた。
一方、二審の大阪高裁は、関係者の供述調書が一審で証拠採用されなかったことなどについて、「手続きに法令違反がある」として無罪判決を破棄、審理を大阪地裁に差し戻していた。差し戻しの理由となった供述調書について、改めて法廷で審理される。
大阪地裁で7日、2017年4月に大阪市内で発生した強盗致傷事件で、事件の指示役として起訴された特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の元幹部・伊藤仁被告(51)のやり直し裁判が始まり、伊藤被告は「自分は1つも関与していない」と述べ、改めて無罪を主張した。

大阪地方裁判所
伊藤被告は2017年4月28日、山口組系三代目弘道会傘下組員らと共謀し、大阪市中央区南船場の路上で、密輸した金塊を換金して得た現金約7000万円を運んでいた男2人組を襲撃し、重軽傷を負わせた強盗致傷の罪に問われている。
伊藤被告は、この事件の指示役を担ったとして指名手配され、自ら警察署に出頭して逮捕・起訴されたが、一審の大阪地裁は、伊藤被告の関与について「合理的な疑いが残り、犯罪の証明が出来ていない」などとして、無罪判決を言い渡していた。
一方、二審の大阪高裁は、関係者の供述調書が一審で証拠採用されなかったことなどについて、「手続きに法令違反がある」として無罪判決を破棄、審理を大阪地裁に差し戻していた。差し戻しの理由となった供述調書について、改めて法廷で審理される。