「みかじめ料」計15万円受授 飲食店経営者と山口組傘下組員に勧告
高知県公安委員会は30日付けで、暴力団組員に「みかじめ料」として現金を渡したとして、高知市内4店舗で飲食店などを経営する男性(40代)と、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員(50代)に対し、高知県暴力団排除条例に基づく「利益供与の禁止に違反する」として勧告した。今回の勧告は、2016年12月の条例適用以来9件目となり7年ぶり。

高知県公安委員会
男性経営者は、数年前に店でトラブルが起きた際の用心棒を探していたところ組員と知り合い、2022年8月から10月にかけて3回に渡りあわせて現金15万円を「みかじめ」料として渡していた。県警に「店が暴力団と関わりがある」との情報提供を受け、男性に事情を聞いたところ、みかじめ料を渡していたことが発覚した。
高知県暴力団排除条例は、暴力団の威力を利用する目的で、金品その他の財産上の利益の供与、 暴力団の威力を利用したことに関し、利益の供与をすることなどを禁じている。勧告に従わない場合は、規定に基づき、住所、氏名が公表される。

高知県公安委員会
男性経営者は、数年前に店でトラブルが起きた際の用心棒を探していたところ組員と知り合い、2022年8月から10月にかけて3回に渡りあわせて現金15万円を「みかじめ」料として渡していた。県警に「店が暴力団と関わりがある」との情報提供を受け、男性に事情を聞いたところ、みかじめ料を渡していたことが発覚した。
高知県暴力団排除条例は、暴力団の威力を利用する目的で、金品その他の財産上の利益の供与、 暴力団の威力を利用したことに関し、利益の供与をすることなどを禁じている。勧告に従わない場合は、規定に基づき、住所、氏名が公表される。