池田組の車につるはし攻撃 山健組傘下組員に懲役1年2か月の判決
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岡山地裁は10日、2022年9月に駐車されていた特定抗争指定暴力団・池田組関係者の車2台につるはしを打ち付けて穴を開けたとして、器物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目宮鉄組」組員・谷山裕介被告(38)の判決公判で、懲役1年2か月(求刑・懲役1年6か月)の実刑判決を言い渡した。

岡山地方裁判所
谷山被告は9月21日午前1時20分頃、岡山市北区田町にある池田組の事務所東側の駐車場で、駐車されていた池田組関係者の乗用車2台に、ボンネットにつるはしを打ち付け、数センチの穴を開け損壊したとされれている。つるはしはボンネットに突き刺さった状態だった。
判決公判で宇田美穂裁判官は、「手口としてインパクトがあり、容易に壊せる方法でもあるとして、対立組織の関係車両をつるはしで壊すことを思いついた。レンタカーを借りて下見をし、人目のつきにくい深夜に犯行に及んでいて計画性が認められる」と指摘し、「動機について被告は、対立組織の動きに対する怒りから及んだと述べ、個人的な犯行という前提ではあるが、暴力団抗争が背景にあることは認められ、近隣の住民や社会に大きな不安を与えた」とした上で、「犯行後、直ちに自首している」などとして、懲役1年6か月の求刑に対し、懲役1年2か月の判決を言い渡した。
岡山地裁は10日、2022年9月に駐車されていた特定抗争指定暴力団・池田組関係者の車2台につるはしを打ち付けて穴を開けたとして、器物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目宮鉄組」組員・谷山裕介被告(38)の判決公判で、懲役1年2か月(求刑・懲役1年6か月)の実刑判決を言い渡した。

岡山地方裁判所
谷山被告は9月21日午前1時20分頃、岡山市北区田町にある池田組の事務所東側の駐車場で、駐車されていた池田組関係者の乗用車2台に、ボンネットにつるはしを打ち付け、数センチの穴を開け損壊したとされれている。つるはしはボンネットに突き刺さった状態だった。
判決公判で宇田美穂裁判官は、「手口としてインパクトがあり、容易に壊せる方法でもあるとして、対立組織の関係車両をつるはしで壊すことを思いついた。レンタカーを借りて下見をし、人目のつきにくい深夜に犯行に及んでいて計画性が認められる」と指摘し、「動機について被告は、対立組織の動きに対する怒りから及んだと述べ、個人的な犯行という前提ではあるが、暴力団抗争が背景にあることは認められ、近隣の住民や社会に大きな不安を与えた」とした上で、「犯行後、直ちに自首している」などとして、懲役1年6か月の求刑に対し、懲役1年2か月の判決を言い渡した。