遺体無き殺人事件 山口組系元組員に懲役20年の判決
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さいたま地裁は20日、2016年に埼玉県川口市のバーで従業員の男性を殺害したとして、殺人の罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の元組員・島田一治被告(55)=上尾市柏座=の裁判で、求刑通りの懲役20年の判決を言い渡した。

さいたま地方裁判所
島田被告は2016年3月18日未明から明け方にかけて、川口市西川口1丁目の「ハワイアンバーLapule」の男性経営者(52)と共謀の上、同店従業員の伊藤竜成さん(当時24)に殴る蹴るの暴行を加えた上、首を絞めたり踏みつけたりして殺害し、遺体を解体して焼却したとされる。
これまでの裁判で島田被告は「いきすぎた暴行は認めるが殺人の部分は行っていない」などと起訴内容を否認し、検察側は「島田被告は伊藤さんを殺害後、超低温冷凍庫に搬入し解体して 焼却施設で焼却した」などと指摘していた。
さいたま地裁は判決で、「島田被告の犯行に関する関係者の供述は具体的で信用できる」としたうえで、「殺害に至るような事情もない被害者を抵抗なく殺害していて厳しい非難に値する」、「徹底した証拠隠滅により遺族は遺骨を前に冥福を祈ることさえできず、処罰感情は苛烈」などとして、検察側の求刑通り懲役20年の判決を言い渡した。
さいたま地裁は20日、2016年に埼玉県川口市のバーで従業員の男性を殺害したとして、殺人の罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の元組員・島田一治被告(55)=上尾市柏座=の裁判で、求刑通りの懲役20年の判決を言い渡した。

さいたま地方裁判所
島田被告は2016年3月18日未明から明け方にかけて、川口市西川口1丁目の「ハワイアンバーLapule」の男性経営者(52)と共謀の上、同店従業員の伊藤竜成さん(当時24)に殴る蹴るの暴行を加えた上、首を絞めたり踏みつけたりして殺害し、遺体を解体して焼却したとされる。
これまでの裁判で島田被告は「いきすぎた暴行は認めるが殺人の部分は行っていない」などと起訴内容を否認し、検察側は「島田被告は伊藤さんを殺害後、超低温冷凍庫に搬入し解体して 焼却施設で焼却した」などと指摘していた。
さいたま地裁は判決で、「島田被告の犯行に関する関係者の供述は具体的で信用できる」としたうえで、「殺害に至るような事情もない被害者を抵抗なく殺害していて厳しい非難に値する」、「徹底した証拠隠滅により遺族は遺骨を前に冥福を祈ることさえできず、処罰感情は苛烈」などとして、検察側の求刑通り懲役20年の判決を言い渡した。