元幹部殺害でフィリピン逃亡の元極東会幹部 初公判で起訴内容認める
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横浜地裁で12日、2001年11月に、相模原市で飲食店経営者・山田正一さん(当時52)の頭に拳銃2発を発射して殺害し、その後フィリピンに逃亡していた、犯行当時・指定暴力団・極東会傘下組織の組長代行・遠山勇二被告(59)の初公判(裁判員裁判)が始まり、遠山被告は起訴された内容について、「その通りです」と起訴内容を認めた。

遠山勇二被告(59)
遠山被告は2001年11月22日午前0時半ごろ、ほかの極東会傘下組員らと共謀して、現在の相模原市緑区の路上で極東会系の元幹部で、飲食店経営者・山田正一さん(当時52)の頭に拳銃2発を発射して殺害し、同日未明に山田さんの遺体を車両に乗せて同市中央区の路上まで運んだうえ、畑に埋めて遺棄したとしている。
遠山容疑者は犯行の約1週間後にフィリピンに出国。およそ20年にわたってフィリピンに滞在し、神奈川県警が国際手配を行い行方を追っていたところ、2021年7月に「日本に早く帰りたい」などとフィリピン当局に出頭。2021年12月2日に成田空港へ向かう飛行機内で逮捕された。
検察側は冒頭陳述で、事実に争いはなく争点は量刑としたうえで、「犯行は悪質で結果は重大。 被告人の役割は重要だった」と指摘。 一方、弁護側は「個人的な恨みはなく、殺すことになるとは思っていなかった。 突発的に起きた事件だった」と主張した。
判決は、12月23日に言い渡される予定。
横浜地裁で12日、2001年11月に、相模原市で飲食店経営者・山田正一さん(当時52)の頭に拳銃2発を発射して殺害し、その後フィリピンに逃亡していた、犯行当時・指定暴力団・極東会傘下組織の組長代行・遠山勇二被告(59)の初公判(裁判員裁判)が始まり、遠山被告は起訴された内容について、「その通りです」と起訴内容を認めた。

遠山勇二被告(59)
遠山被告は2001年11月22日午前0時半ごろ、ほかの極東会傘下組員らと共謀して、現在の相模原市緑区の路上で極東会系の元幹部で、飲食店経営者・山田正一さん(当時52)の頭に拳銃2発を発射して殺害し、同日未明に山田さんの遺体を車両に乗せて同市中央区の路上まで運んだうえ、畑に埋めて遺棄したとしている。
遠山容疑者は犯行の約1週間後にフィリピンに出国。およそ20年にわたってフィリピンに滞在し、神奈川県警が国際手配を行い行方を追っていたところ、2021年7月に「日本に早く帰りたい」などとフィリピン当局に出頭。2021年12月2日に成田空港へ向かう飛行機内で逮捕された。
検察側は冒頭陳述で、事実に争いはなく争点は量刑としたうえで、「犯行は悪質で結果は重大。 被告人の役割は重要だった」と指摘。 一方、弁護側は「個人的な恨みはなく、殺すことになるとは思っていなかった。 突発的に起きた事件だった」と主張した。
判決は、12月23日に言い渡される予定。