池田組施設に車両特攻 山健組傘下「南進会」組員に懲役3年6か月求刑
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岡山地方裁判所で6日、今年5月に岡山市内の指定暴力団・池田組の関連施設に車で突っ込み、壁を壊すなどした建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「二代目南進会」組員・宮尾理之被告(52)の裁判が開かれ、検察は懲役3年6か月を求刑した。

事件当時の現場

宮尾被告は今年5月3日午後4時頃、岡山市北区中央町にある池田組の2階建ての関連施設にシルバーの軽ワゴン車でバックしながら突っ込み、1階玄関付近壁や窓ガラス2枚などを損壊したほか、金属バットでガラス2枚をたたき割ったとされる。
岡山市内では抗争事件が相次いでいることから、県公安委員会は池田組と山口組を今月8日から3か月間、「特定抗争指定暴力団」に指定して、より厳しく取り締まる。
裁判で検察側は、「あらかじめ周辺を下見した上、車の後部座席にコンクリートブロックを敷き詰めるなどしていて、計画性が認められる。暴力や威力で物事を解決しようとする暴力団の発想そのもので、極めて強い非難に値する」などと指摘し、懲役3年6か月を求刑した。
一方弁護側は「住民の不安を煽り反省している」などと述べた。判決は12月26日に言い渡される予定。
岡山地方裁判所で6日、今年5月に岡山市内の指定暴力団・池田組の関連施設に車で突っ込み、壁を壊すなどした建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「二代目南進会」組員・宮尾理之被告(52)の裁判が開かれ、検察は懲役3年6か月を求刑した。

事件当時の現場

宮尾被告は今年5月3日午後4時頃、岡山市北区中央町にある池田組の2階建ての関連施設にシルバーの軽ワゴン車でバックしながら突っ込み、1階玄関付近壁や窓ガラス2枚などを損壊したほか、金属バットでガラス2枚をたたき割ったとされる。
岡山市内では抗争事件が相次いでいることから、県公安委員会は池田組と山口組を今月8日から3か月間、「特定抗争指定暴力団」に指定して、より厳しく取り締まる。
裁判で検察側は、「あらかじめ周辺を下見した上、車の後部座席にコンクリートブロックを敷き詰めるなどしていて、計画性が認められる。暴力や威力で物事を解決しようとする暴力団の発想そのもので、極めて強い非難に値する」などと指摘し、懲役3年6か月を求刑した。
一方弁護側は「住民の不安を煽り反省している」などと述べた。判決は12月26日に言い渡される予定。