SNSでネット口座勧誘し中国人グループに売り渡し 稲川会傘下組員らを逮捕
警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は、売買目的でインターネットバンキングの口座を開設、転売したなどとして、指定暴力団・稲川会傘下組員・一柳敏春容疑者(50)=千葉県船橋市=ら20~50代の男女4人を詐欺容疑で逮捕した。調べに対し、4人は容疑を認めている。

一柳敏春容疑者(50)
一柳容疑者とともに逮捕された「リクルーター役」の女が、SNSに「案件あります」などと書き込み、若者らにインターネットバンキングの口座開設を勧誘していた。口座開設後に口座番号などのデータが入った携帯電話のSIMカードを1口座約30万円で中国人グループに売り渡し、報酬を得ていた疑いがもたれている。
警視庁は、転売された口座が投資詐欺などに悪用されたとみて余罪を捜査している。

一柳敏春容疑者(50)
一柳容疑者とともに逮捕された「リクルーター役」の女が、SNSに「案件あります」などと書き込み、若者らにインターネットバンキングの口座開設を勧誘していた。口座開設後に口座番号などのデータが入った携帯電話のSIMカードを1口座約30万円で中国人グループに売り渡し、報酬を得ていた疑いがもたれている。
警視庁は、転売された口座が投資詐欺などに悪用されたとみて余罪を捜査している。