山口組系「藤友会」組員らの露店出店 イベント組合の理事長を逮捕
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静岡県警は、2022年の「沼津夏まつり」で暴力団が経営する露店であると知りながら、出店申込書などを取りまとめて出店権利を不正に得たとして、県東部イベント商業協同組合の理事長の男(67)を詐欺の疑いで逮捕した。イベントでの暴力団関係者の出店をめぐり、組合関係者を逮捕するのは静岡県内で初めて。

静岡県警察本部
男は今年7月に開催された第75回沼津夏まつり・狩野川花火大会で、既に逮捕された7人のうち特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で、「五代目大石会」幹部・土屋富美夫容疑者(66)=静岡県裾野市=と妻(52)や、藤友会組員で「坪井組」組長・坪井和夫容疑者(76)=静岡県富士市=と内縁の妻ら4人と共謀し、暴力団であることを隠して露店の出店権利をだまし取った疑いが持たれている。
沼津夏まつりでの露店出店には、反社会勢力やその関係者ではないことを約束する暴力団排除条項が規定された誓約書などの提出が必要で、理事長の男は誓約書や出店申込書の取りまとめをする責任者。
理事長の男と藤友会組員は長年の知人で、出店する4人が暴力団関係者であると知りながら、組員から受け取った虚偽記載した誓約書などを主催者に提出し、組員らの露店は綿菓子、金魚すくい、光るおもちゃなどの出店をしていた。
露店で得た収益は藤友会の資金源になっていたとみられ、県警は、暴力団組織への資金源を断ち切るため、暴力団と組合の関係性などを詳しく捜査している。
静岡県警は、2022年の「沼津夏まつり」で暴力団が経営する露店であると知りながら、出店申込書などを取りまとめて出店権利を不正に得たとして、県東部イベント商業協同組合の理事長の男(67)を詐欺の疑いで逮捕した。イベントでの暴力団関係者の出店をめぐり、組合関係者を逮捕するのは静岡県内で初めて。

静岡県警察本部
男は今年7月に開催された第75回沼津夏まつり・狩野川花火大会で、既に逮捕された7人のうち特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で、「五代目大石会」幹部・土屋富美夫容疑者(66)=静岡県裾野市=と妻(52)や、藤友会組員で「坪井組」組長・坪井和夫容疑者(76)=静岡県富士市=と内縁の妻ら4人と共謀し、暴力団であることを隠して露店の出店権利をだまし取った疑いが持たれている。
沼津夏まつりでの露店出店には、反社会勢力やその関係者ではないことを約束する暴力団排除条項が規定された誓約書などの提出が必要で、理事長の男は誓約書や出店申込書の取りまとめをする責任者。
理事長の男と藤友会組員は長年の知人で、出店する4人が暴力団関係者であると知りながら、組員から受け取った虚偽記載した誓約書などを主催者に提出し、組員らの露店は綿菓子、金魚すくい、光るおもちゃなどの出店をしていた。
露店で得た収益は藤友会の資金源になっていたとみられ、県警は、暴力団組織への資金源を断ち切るため、暴力団と組合の関係性などを詳しく捜査している。