北海道公安委:「ナマコはやっぱり儲かる」 密漁ナマコ買取業者の社名を公表
北海道公安委員会は、暴力団が密漁したナマコを繰り返し買い取りしていたとして「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」に基づき、水産物加工販売会社の社名を公表した。社名を公表されたのは札幌市東区にある水産物加工販売会社「ロイヤルフーズ合同会社」。同条例により社名が公表されるのは北海道では初めて。

北海道警察本部
「ロイヤルフーズ合同会社」は、2019年1月に指定暴力団の構成員などが密漁したナマコ約550キロ(取引価格227万5000円)を買い取ったとして、北海道公安委員会から暴力団から買い取らないよう勧告を受けていたが、この会社は勧告に従わず、2021年3月に特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「福島連合」組員などが室蘭市付近の海域で密漁したナマコ約495キロ(取引価格 約163万円)を買い取ったことが分かったため、「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」に基づき、社名を公表した。
道警が今年4月、北海道伊達市の伊達漁港の近くの噴火湾で、山口組傘下組員らによる密漁グループがナマコ約351キロを密漁し摘発された事件で、販売ルートを調べたところ「ロイヤルフーズ合同会社」の関与が発覚。この会社の代表は「ナマコがやっぱり儲かるんです。二度としません」と話しているという。

北海道警察本部
「ロイヤルフーズ合同会社」は、2019年1月に指定暴力団の構成員などが密漁したナマコ約550キロ(取引価格227万5000円)を買い取ったとして、北海道公安委員会から暴力団から買い取らないよう勧告を受けていたが、この会社は勧告に従わず、2021年3月に特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「福島連合」組員などが室蘭市付近の海域で密漁したナマコ約495キロ(取引価格 約163万円)を買い取ったことが分かったため、「北海道暴力団の排除の推進に関する条例」に基づき、社名を公表した。
道警が今年4月、北海道伊達市の伊達漁港の近くの噴火湾で、山口組傘下組員らによる密漁グループがナマコ約351キロを密漁し摘発された事件で、販売ルートを調べたところ「ロイヤルフーズ合同会社」の関与が発覚。この会社の代表は「ナマコがやっぱり儲かるんです。二度としません」と話しているという。