身分隠して夏祭りに露店出店 山口組系「藤友会」組員ら7人を逮捕
静岡県警は、暴力団員であることを隠して人気の夏祭りに出店する権利をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で、「五代目大石会」幹部・土屋富美夫容疑者(66)=静岡県裾野市=と妻(52)や、藤友会組員で「坪井組」組長・坪井和夫容疑者(76)=静岡県富士市=と内縁の妻、露天で働いていた3人のあわせて7人を詐欺の疑いで逮捕した。

静岡県警察本部
土屋容疑者と坪井容疑者はそれぞれ関係者と共謀して、今年7月30日と31日に開催された「沼津夏まつり・狩野川花火大会」で、暴力団員であることを隠して、露天を出店する権利をだまし取った疑いがもたれている。露店の出店に際し、誓約書には反社会勢力やその関係者ではないことなどの暴排条項があるが、誓約書には妻や内縁の妻らの名前が使われていて、実質的な経営は組員らが関与していたという。
夏まつりの2日間、組員(66)は綿菓子や金魚すくいなど3店舗を出店し、組員(76)はりんご飴やドネルサンドなど7店舗を出店。人気の店舗は1日で100万円を超える売り上げがあったとみられている。
県警は露店で稼いだ売上金の一部が暴力団への上納金になっている疑いがあるとみて、資金の流れや余罪などについて、さらに捜査を進めている。

静岡県警察本部
土屋容疑者と坪井容疑者はそれぞれ関係者と共謀して、今年7月30日と31日に開催された「沼津夏まつり・狩野川花火大会」で、暴力団員であることを隠して、露天を出店する権利をだまし取った疑いがもたれている。露店の出店に際し、誓約書には反社会勢力やその関係者ではないことなどの暴排条項があるが、誓約書には妻や内縁の妻らの名前が使われていて、実質的な経営は組員らが関与していたという。
夏まつりの2日間、組員(66)は綿菓子や金魚すくいなど3店舗を出店し、組員(76)はりんご飴やドネルサンドなど7店舗を出店。人気の店舗は1日で100万円を超える売り上げがあったとみられている。
県警は露店で稼いだ売上金の一部が暴力団への上納金になっている疑いがあるとみて、資金の流れや余罪などについて、さらに捜査を進めている。